英語の発音、アクセントを良くするには
私は留学前、あまり発音とかアクセントは気にしていなかったのですが、現地に行って日本式発音をしてしまうと笑ってしまうくらい通じません。
「report」という簡単な単語なのに、何度言っても通じなくて、最後に思いっきり巻き舌で「ウェプォート」と言ったら通じたという経験がありました。
あと、ほとんど発音しない音。これも意識するのは大事です。
「right」という単語は「ライト」とは言わずにほとんど「ライ」だけですね。
「it」も「イット」ではなく「イッ」みたいな感じですね。
発音を覚えるとリスニングもスピーキングも楽
先日、妻がイギリス人と話していて、会話の中で「デデン」という単語が聞こえて、何だろうと思って聞き返すと「dead end」のことだったそうです。
スペルを見て読み方をつけるとすれば「デッドエンド」なのですが、本当は、聞き取るときも、しゃべるときも本来の発音に近い
dead end = デデン
と覚えてしまった方が実践的なのかもしれません。
それなのに、単語にカタカナで「デッドエンド」みたいなスペル発の読み仮名を振っている単語集があったりして、そういうのは本当に百害あって一利なしです。
昔「What time is it now?」と聞くのに「掘ったイモいじんな」と言えば通じるって話を聞きました。
「What time」は「ワットタイム」ではなく「ホッタイモ」
「is it now」は「イズイットナウ」ではなく「イジンナ」
というわけですね。
明治時代の英語は実践的だった!?
その昔幕末とか明治維新の頃は
アメリカ人のことをメリケン
ロシア人のことをオロシャ
イギリス人のことをエゲレス
と言っていたそうですが、これも当時、スペルから学んだというよりは耳で聞いたままを覚えたのでしょう。下手にスペルから発音を考えるよりも実践的です。
American の「A」が聞き取れなくて「メリケン」。
日本式に「アメリカン」というよりははるかに本来の発音に近い感じがします。
Russianは、「オ」がどこから来たか不明ですが、「ロシア」よりは「オロシャ」の方がまだ通じそうな感じがするから不思議です。
Englishは「エンゲレシュ」⇒「エゲレス」に変化した感じでしょうか。
少なくとも「イギリス」よりは通じるでしょう。
こんな感じで、一旦スペルを忘れて、耳から聞こえた通りに、単語や文章を覚えていくというのが、リスニングやスピーキングのスキルを上げる近道の1つかもしれません。
最後までありがとうございました。
-
前の記事
必要なのはグローバルリーダーだけじゃない 2013.08.04
-
次の記事
正規留学先としてのカナダ11の魅力 (はじめに) 2013.08.09