カナダの学生ってこういう感じ

カナダの学生ってこういう感じ

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こんにちは。
グローバル&クオリティライフチャレンジャーのMasaです。

昨日はカナダの学生は4種類に分かれるという話をしました。

①生まれがカナダというカナダ人学生
②生まれは別の国だけどカナダ国籍を取得しているカナダ人学生
③国籍は別の国だけど永住権を取得しているカナダ住民学生
④永住権を持たず留学のために渡加した学生

今日は、これらの学生が実際どんな感じの人たちなのかを話してみます。

私がいた学年で言うと、およそ

①生まれがカナダ 40%
②国籍がカナダ  25%
③永住権を保持  20%
④永住権無し    15%

くらいの割合でした。

学部とか都市部以外の学校はもう少し①とか②の割合が多いかもしれません。

 

①の学生は全員白人というイメージかもしれませんが、
実はそうでもなくて、親の代で違う国から移ってきたという
移民2世も結構含まれます。

そういう意味で私たちがカナダ人と聞いて想像する、
白人の生粋のカナディアンは30%くらいだったと思います。

 

②、③の人は、日本人からすると一見不思議な人たちです。

これらの人たちのルーツとなる国としてはアジアが多いです。
なので、見た目とか名前は、完全にインド人だったり、中国人だったりします。

でも英語がとても流暢です。というか完全にネイティブです。

初めて留学すると、同じアジア人なのに、何て英語が上手なんだ!と驚いてしまいますが、
彼らはカナダで既に何年も生活していたりするわけです。

でも、自分たちも移民した当初は英語で苦労したこともあって、
語学が苦手な人にもフレンドリーに接する人が多いです。

でもって、彼らが①の生粋のカナダ人たちととても親しくしているかと言えば、
そうでない人も多いのが面白いところです。

英語は問題無し、国籍もカナダ、生活習慣もカナダ人にも関わらず、
②③の人は、②③の人同士で親しくなる傾向があったりします。

カナダでは、移民に対して、お互いの文化を尊重して、共生するスタンスを取っているためか、
元いた国の文化とか価値観を持ち続けているというところもあるのかもしれません。

カナダにいると、

民族の違いって何?

とか、

移民のアイデンティティって?

とか、色々考えさせられます。

学校の勉強以外でこんな勉強ができるのもカナダ留学の魅力の1つでしょう。

 

最後までありがとうございました。