内向き人材をグローバル人材へ
こんにちは。
Masaです。
今日は、昨日とは一転して、大学生の意識についてご紹介したいと思います。
◆大学1年生、約3人に1人が海外志向
リクルートの就職ジャーナルで海外で働きたい大学生が約3割という調査結果が出ていました。
将来海外で働きたいか?
(出典:リクルート就職ジャーナル)
時系列で比較データがあるわけではないのですが、内向きと言われることが多いにも関わらず、この結果からは、感覚的には海外志向の学生が昔より多くなっているような気がします。
この原因は推測ですが、主に以下の4つではないかと思います。
- 海外旅行や修学旅行、語学留学や交換留学など、海外を経験する大学生が増えていて、海外に目を向けるきっかけになっている
- 外国から日本の大学にやってくる留学生が増えていて、海外を身近に感じる機会が増えている
- 海外就職や国際関連の仕事に関する情報が充実してきている
- 親や先生など身近な大人が語学力や海外視点の重要性を認識するようになってそれを学生に伝えている
いずれにしても、海外を志向する人って、どこかで何かのきっかけがあるはずです。
◆日本の国際化のために
日本人に国際的な視点を持ってもらうことが重要な課題となりつつある現在、このように若者たちに海外に目を向けるきっかけを作ることはとても大事なことだと思っています。
きっかけ作りで最も重要なのは身近な親とか先生です。
そういった人が、世界にはこんなところがあるぞ、とか、世界に目を向けるとこんな可能性が広がるぞといった話ができると、すごく影響力があると思います。
私の場合は妻からでしたが、海外の話を聞いたことが、まさしく内向き人間だった私を海外志向に向かわせるのに大きな影響を与えました。
次に、きっかけをもらって海外を志向するようになった人に対して、実際に手段として海外に出ていったり、海外に出ていけるような準備をするときのサポートは、学校とか留学カウンセラーの役割です。
今は海外を知ったり、海外に出て行く手段もたくさんあります。今後もますます増えていくでしょう。
そういった多くの手段の中から、その人に最適な手段を提案してあげられるかが重要です。
最適な提案のためには、世界の今後の情勢を見据えた上で、その人が海外に目を向けたきっかけとか、将来のキャリア展望とかを含めてトータルに考えることが必要です。
サポートする側もレベルアップしていかなければなりません。
最後に、そういった動きをしやすくするための環境整備をするのが国。
これらの一体の動きがあって、グローバル視点を持った人材は生まれてくるのだと思います。
海外志向の学生が増えているとすれば、それはとてもいいことだと思います。
このブログも、日本の国際化に向けたきっかけやサポートの力になればと思って書いていきます。
最後までありがとうございました。
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