あえてスピードを落としてみる

あえてスピードを落としてみる

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こんにちは。

Masaです。

何事もスピード、効率化が求められる昨今ですが、こんな時代だからこそ、あえてスピードを落とすことで見えてくるものってあると思うんです。

日常生活をしていて、つまらないなとか、面白くないなとか感じたら、何かを急ぎ過ぎているんじゃないかって疑ってみるといいと思います。

そしてちょっと別の手段を探すとか、あえて回り道をしてみるってことで、何かが変わるかもしれません。

 

私が東京で大学生だった頃、実家のある山口に行くルートを色々変えてました。

飛行機、新幹線、車、バイク、フェリー、各駅の電車、原付

飛行機は飛んでる時間が1時間ちょっとですが、新幹線は6時間、車は20時間で到着です。
バイク、フェリー、各駅の電車はそれぞれ2日かかります。

それぞれ見えてくる風景が違います。
でもゆっくりした移動手段ほど面白くて想い出に残ります。

車で20時間運転したときは同乗していた友達と、高速道路の動物注意の看板に出ている動物の絵が都会のリスから始まって、田舎に近づくほどイノシシとかクマとか凶暴な動物になるのを見て喜んでました。

各駅電車では関西圏に近づくと関西弁、広島に近づくと広島弁が聞こえる社内の変化を楽しみました。

一番面白かったのは原付です。

東京から、一般道だけを使って、8日間かけて山口まで走りました。

本当は一直線に行けば2-3日は短縮できましたが、折角の機会なので色々寄り道もしました。

宿泊は、友達の家とか友達の実家とか、野宿とか。

この旅は、今でもたくさんの感動を想い出させてくれます。

両側が大河の道をまっすぐ何キロも走る道。最高に気持ちよかった。

追い越しざまに親指を突き出したグッドラックのポーズを見せて走り去っていったバイクのお兄さん、かっこよかったなー。

腹を減らして、ようやくたどりついたレストランで食べた味噌カツ。ありゃ美味かったな。

パンクして修理に四苦八苦していたときは、トラックでバイク屋まで運んでくれた通りがかりの親切なおじさん、ありがたかったな。

こうやってたくさん感動するってのは、クオリティライフの大事な要素なのかなと思います。

 

たまには、あえてスピードを落とすって選択肢もアリじゃないですかね。

同じ道でもゆっくり歩いてみれば、感動のネタっていっぱいあるかもしれませんよ。

最後までありがとうございました。