MBA行くなら日本と海外どっち?

      2014/01/21

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こんにちは。

Masaです。

日本でもMBAコースを提供する学校は増えてきました。

私自身は海外のMBA留学でしたが、私の周りでは国内のMBAに行った人も多くいます。

そういう人の話を聞いていると、同じMBAでも国内と海外ではいくつか違いがあるのかなと思います。

国内と海外のどちらにいくか迷っている人向けに私なりに感じた両者の違いについて書いてみます。

 

考えるための刺激か、深い理解か

海外MBAの1つの特徴は、構成員の多様性です。
海外の大学は、バックグランドが違う人をあえて集めようとします。
多様性がある方が発見と成長が得られるという考え方からです。
生徒は数十か国から集まりますし、生徒を教える講師・教授のバックグランドも多様です。

こういった人たちが議論すると全く違う考えや価値観が出てきます。
これはそれまで1つの見方しか出来ていない人にとっては多くの気づきをもたらします。
そういった気づきで化学反応が得られれば、これまでにない発想ができるようになるかもしれません。

しかし一方で、語学力が弱い場合はコミュニケーションロスがあったり、あまりに違う価値観を埋めるだけで精いっぱいだったりで、議論を本質的なところまで深めるまでには至らないケースがあります。
また議論のスピードがかなり早いため、じっくり考えたいという人にはやや消化不良なところがあるかもしれません。

国内MBAにおいても英語の授業を取り入れたりして多様性を高めようとしていますが、一般的には海外の多様性には及びません。
そのため、他の生徒や講師から、考えてもみなかったという見方や価値観に触れられるケースは限定的だと思います。
しかし、その分じっくりと議論がしやすいので、事象から原理原則的なものまで突き詰めることも十分可能です。

 

最新の知識か、日本にフィットした知識か

経営に関する考え方やコンセプトの多くは海外からやってきます。
ポーターの競争戦略しかり、CRMしかり、ロングテールしかり、最近ではビッグデータもそうです。

だから海外のMBAに行けば、常に最新の知識にあふれているかといえば、決してそんなことはないのですが、それでもいくつかは「その考え方は日本にはないな」と思える新しい考え方に触れることができます。
私がトロント大MBAに行った時も「Business Design」「Integrative Thinking」という日本にはあまりないコースが提供されていました。

しかし、そういった海外発の経営知識がすべて日本の経営環境にフィットしているかと言えば決してそんなことはありません。

例えば日本の企業では「営業」という組織はとても大きくて大事な組織ですが、海外MBAで営業を専門コースで扱うところは多くはありません。
欧米式ではあくまでマーケティングが主体で、営業はマーケティングを実施する手段なんですね。

人事のコースでも、能力が低くて不要な人材は解雇できることが前提となって話が進みます。
現在の日本において、一度雇用した人材は、何とか能力アップさせるか、適切な組織に配置することをまずは考えるのとは対称的です。

国内のMBAではこういった日本的なビジネス環境を前提とした知識を得ることが可能です。

 

費用か、経験か

国内のMBAは一般に海外MBAより費用は安めです。
また多くのコースがパートタイムでの通学コースを提供しているため働くことを止めずに学ぶことができます。
このため費用面では国内MBAのメリットが大きいです。

しかし、とくにパートタイム学生の場合は、日本のタダでさえ残業が多い労働環境の中で、さらに土日をつぶして勉強に集中しなければなりません。
仕事がヤマ場を迎えたり、トラブルを抱えたりすると勉強に集中できないこともあります。
そして学校が夏休みの期間にも仕事は続いているため、その間なかなか新しい経験をする時間が取れません。

一方、海外MBAは学費、渡航費はもちろん、受験するための準備費用などやたらとお金がかかります。
企業派遣の人以外は、留学期間中、口座に入るお金はなく、ただただ残高が減っていくという経験をします。

しかし行ってしまえば、生活する場所も新たな環境だし、学ぶスタイルも日本式とは異なります。
慣れるまでは大変ですが、その分経験値は高まります。

さらに、2年制のコースの場合は長期の夏休みがあり、様々な経験を積みながら何にも縛られることのない自由な時間を過ごすことができます。
個人的には海外の2年制MBAに行く最大のメリットはこの夏休みにあるのではないかと思ったりしています。
私の場合は、インターンをしたり旅行をしたり、自分の考えをまとめたりしながら、社会人になって以来、初めて4か月にも及ぶ自由な時間を充実して過ごしました。

 

 

さて、私なりの切り口で国内MBAと海外MBAを比較してみました。

結局どっちがいいのかよく分からん、という人もいるかもしれませんが、あえて言い切るなら、国内MBAは比較的短期的かつ着実にその成果が出るが、得られる成果がこれまで考えの延長上ものに留まる可能性がある、一方海外MBAは将来的に大きな成果を見越して投資をするものだけど、自分にあったものかは当たり外れがある、という差があります。

どちらを優先するかは、その人の経験とか人生設計とかによって変わります。

だからMBAに行く前に人生設計とかキャリア設計をしておくことは非常に大事ということです。

 

迷われている方のご参考になれば幸いです。

最後までありがとうございました。


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