選択肢を作っていくには
- 2014.03.04
- グローバル化と国際人 グローバル&クオリティライフ
- 留学, 選択肢
こんにちは。
留学コンサルタントの藤本政信です!
今、小学生の3人に1人が「将来留学したい」と考えているそうです。
すごいですね。
私が小学生だった頃に「将来の留学」を意識していた小学生がどれくらいいたか?
いやー、クラスに一人もいなかったんではないかと。
当時に比べて現在は、海外旅行も手軽ですし、海外に住んでいる人や働いている人を特集したテレビ番組も増えてますよね。
そういった影響も大きいかもしれません。
また、小学生の親の世代が国際感覚の必要性を感じ始めているというのも大きいように感じます。
親の世代が必要性を感じると、子供にもそういった教育を、と考えますよね。
だから、今の小学生には、20年前の小学生に比べて本当に多くの選択肢が与えられていると思います。
一方、今、大学生だったり、若手社会人だったりという世代はどうでしょうか?
留学する日本人の数が減っていたりと「内向き」とよく言われますね。
でも、その次の世代は、上記のようにかなり国際感覚を持った世代だというのを意識せざるを得ないです。
うかうかしていると自分たちよりはるかに国際経験がある若い世代が育ってきます。
今のうちに経験を積んで力をつけておきたいですよね。
この世代に必要なのは、留学を含めた多くの選択肢があることに気づく力だと思います。
これからのグローバル化時代や多様化時代に、どんな働き方があるのか、どんな力をどうやってつけていけば良いのか、そのためにはどんな選択肢があるか、ということに気づく力です。
私の場合、就職した当時は、一度就職したら定年まで会社人として勤め続けるという感覚でした。
でも、一度就職してから職場のMBAホルダーたちを見て、また学生に戻るという選択肢があることに気づきました。
彼らの多くは就職してから夜間の学校に通ったり、会社を辞めて学校に通い、MBAを取得していたのです。
そして留学経験があった妻の影響で、MBAを取得するのに「海外の大学」という選択肢があることに気づきました。
さらに海外の大学でも「カナダ」という選択肢に気づいたのはMBAの学校を特集していたある本がきっかけでした。
そしてカナダMBAを選択したことが、今につながっています。
このように、選択肢があることに気づくのって一人だけじゃどうしても限界があって、多くの人と触れ合ったり、色んな経験をしたり、興味をもって情報収集をしたりすることがスタートになるケースが多いです。
多くの情報に触れることで、引き出しが増えていくということですね。
でも単に多くの人に会えば自動的に選択肢が増えていくわけではありません。
同じ情報に触れても「これは自分には関係ない」と思うか「これは自分にとっても選択肢の1つだ」と思うかが分かれ道です。
私の場合も、もちろん人との出会い、情報との出会いは、偶然という側面は否定できません。
でも、それぞれの情報に触れたときに、どこかで「これは自分にとっての選択肢だ」と思ったから、今があるわけです。
もちろん、情報に触れた時に選択肢と思えるようになるってことは、なかなか出来るものではないですが、早いうちから意識をしておくだけでも変わってくるんじゃないかなと思います。
是非「将来の自分にとっての選択肢になるかもしれない」という思いを持って、多くの人に会って、多くの経験をしていきましょう。
最後までありがとうございました。
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