自らの役割を探す経験

      2014/05/30

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こんにちは!

留学コンサルタントの藤本政信です。

 

先日、ある方からこんな話を聞きました。

その方はあるアウトドアのアクティビティを主催している方なのですが、そのアクティビティに参加したグループに敢えて役割を与えなかったそうです。

すると、それぞれが役割を探すようになるというお話でした。

アウトドアですから、力のある人は力仕事をやるようになります。木を切ったり、モノを運んだり。

これがアウトドアの世界では一番目立つ役割です。

次にスキルのある人が、そのスキルを活かした活動をする。料理をしたり、モノを作ったり。

これも目立つ役割ですね。

で、そうなると力もスキルも無い人は、やることがなくなってしまうわけです。

完全にグループ内で取り残されてしまいます。

ところが、しばらくするとその人もやがて自分の役割を見つけるようになるんです。

それは道具の管理だったり、情報の管理だったり、力もスキルも要らない仕事。

それは誰でも出来るし、地味な縁の下的な仕事です。

でも、その人は情報を握っているということで次第に重宝がられ、最後にはリーダーのような役割になったというお話でした。

 

この話はとてもよく出来ていると思いましたが、私が一番面白かったのは、人間集団の中で放っておかれると一生懸命自分が貢献できる分野を探そうとするようになる、というところでした。

これは私の留学時代の経験とまさにシンクロするからです。

海外ではビジネスの場であっても、学生のミーティングの場であっても、発言しない人に発言が促されるということはありません。

発言しない=意見がない

ということでほとんど存在が無視されたまま物事が進んでいきます。

しかし、現実問題として、英語力にどうしてもハンディがある留学生はネイティブ同士の早口ディスカッションにはついていけないことが多々あります。

ディスカッションで貢献できない、

プレゼンでも貢献できない、

ということでまるで存在を無視されたかのような経験をすることになりました。

そうなると人間、何とかして貢献できる分野がないか頭をひねって探すことになります。

あらかじめ資料を準備したり、ディスカッションの内容を後からまとめたり、スケジューリングをしたりと地味で誰もやりたがらない仕事を率先してやるようになるわけです。

 

私が思うに、この自ら役割を探すようになるという経験はとても大きいと思います。

というのも、恐らくこういう経験の積み重ねが、自分自身の価値を認識したり、社会における自分の貢献分野を探したり、ひいては自分が目指すべきことなどを探すのに役立つことではないかと思うからです。

 

今の日本においては、このように必死で自分の貢献できる分野を探さなければならないという経験はあまりできないのかもしれません。

学校であっても、会社であっても、日本で組織に所属していると、日本人は丁寧なので、色々と役割を与えてもらえます。

そうしていつの間にか与えられることに慣れてしまうわけですね。

それが面倒だと思う人がいるかもしれませんが、でも役割を与えられないことほど辛いことはありません。

でも自ら役割を探すというプロセスを経験することで、得られるものはとても大きいです。

 

そういう意味でも留学してアウェイな世界に飛び込むということの意義は大きいですね。

そんな経験をするためにも、少しでも興味あるなら是非留学にチャレンジしてみましょう。

最後までありがとうございました。


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