問題は留学費用という方へ
こんにちは!
留学コンサルタントの藤本政信です。
留学するのに先立つのは費用ですね。
教育のための費用の考え方は単純化すると
「- 費用 + 将来の価値」
がプラスになるかマイナスになるかです。
プラスなら投資の価値があると見なしますし、マイナスなら投資の価値はないと見なします。
将来の価値というのは、その教育や教育に付随する体験があったからこそ得られる価値ということになります。
もちろんこの将来の価値は金銭的なものだけに限りません。
・得られる知識や経験の広さや深さ
・形成できる人脈の幅広さ
・キャリア形成を考える上での選択肢の広がり
・本人の満足度・幸福度
などといった無形の価値も考慮に入れるべきです。
逆に言うと、もし留学しない選択肢、例えば国内の大学を選択した場合には、どのような将来の可能性を摘むことになるでしょうか?
ということを考えて投資の判断をしていくことになります。
正直、最初の段階で全てを見通すことは不可能かもしれませんが、最後はそういう価値があると信じるかどうか、という問題になります。
これまで留学をした人はそう信じたからこそ投資をしたということですね。
とは言え、出せるものには限界があるというのも事実です。
価値は認めているけど費用面で条件が整わない、こんなケースも多いと思います。
これに関しては全てが解決する魔法の薬はありません。
様々な方法で費用を工面して、出せる費用の額を高めていくのと、エリアや学校、滞在期間を変更して少しでも支出を減らしていく。
その合わせ技で現実と希望とのギャップを少しづつ埋めていくしかありません。
その際に2つほど留意したい点です。
1つは支出を減らすために学校や専攻を変更する場合は慎重にということです。
大事なのは「将来の価値」ですから、それを犠牲にした学校変更は意味がありません。
将来の価値のために必要な優先度を決め、妥協できるところとできないところを明確にしておく必要があります。
もう1つは費用捻出の手段はとにかく幅広く検討したいということです。
特に奨学金の種類は結構幅広いです。
JASSO(日本学生支援機構)のホームページから様々な奨学金を検索できるようにもなりましたので、是非一度確認してみてください。
ちなみにこのページ、検索機能がちょっと分かりにくくて、国とか専攻は「カナダ」と絞ったときにだけ出てくるものと「限定なし」としたときだけ出てくるものとがあります。
幅広く検索してみてください。
最後までありがとうございました。
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