カナダ人の起業意識を見て改めて留学の意義を感じました

カナダ人の起業意識を見て改めて留学の意義を感じました

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こんにちは!藤本です。

 

起業に関する面白いレポートがありました。

Global Entrepreneurship Monitor 2013 Global Report

 

様々な国の起業意識に対する調査結果です。

各国の起業に対する意識の違いが出ていて面白いです。

ちょっと抜粋しますね。

数値はそう答えた人の割合になります。

日本 カナダ アメリカ シンガポール ドイツ
住んでいる国で起業する機会がある 7.6 57.4 47.2 22.2 31.3
自分には起業する能力がある 12.8 48.5 55.7 24.7 37.7
起業しても失敗の恐れがある 49.3 35.2 31.1 39.7 38.6
3年以内に起業するつもり 4.0 13.5 12.2 15.0 6.8
起業は良いキャリアだと思う 31.3 60.6 50.9 49.4

 

日本、カナダの他、比較のためアメリカ、シンガポール、ドイツの数値も載せています。

起業に対する自信も機会もあるという北米勢、起業に対してかなりネガティブな日本。

かなりギャップがありますね。

日本の「3年以内に起業するつもり」 が4.0というのはレポートにあった67ヶ国中、下から2番目です。

逆にカナダの起業意思を持つ人の割合はアメリカよりも高いということです。

数値を見るとカナダやアメリカも起業で失敗するリスクはあると考えている人が多いです。

でもそれ以上に起業することをよいキャリアと考えていることが分かります。

確かに、私がカナダにいたときに出会った人の中でも簡単に起業をする人が複数人いました。

そして私の起業というものに対する見方が全く変わったのもカナダに行ってからでした。

この数値を見ると納得できると思います。

 

このレポートは「起業」という一面での話ですが、このように国や地域によって考え方、見方が違うということは起業以外でもたくさんあります。

1つの国にだけいるとどうしてもその国の価値観にとらわれてしまいます。

それはそれでアイデンティティを持つという観点では良いのかもしれませんが、起業に対する意識のように、世界には全く違う見方や価値観があることも同時に知っておくことも大事です。

そしてそのためには、様々な国から人が集まる環境で生活したり交流したりすることが有効だということです。

世界を知る、異文化を知る、これこそがやっぱり留学の原点であり意義なんじゃないかと改めて思いました。

これから留学を目指すあなたも、こんな観点で留学の目的を考えてみるといいですね。

 

最後までありがとうございました。