キャリア上、留学することが何となく不安な方へ

キャリア上、留学することが何となく不安な方へ

man-263388_640

こんにちは。藤本です。

今日はキャリアの話です。

今、日本で一番多いキャリアの歩み方は

日本の高校を出て、日本の大学に行き、卒業後に日本の企業に就職する

ですね。

大学進学率が50%を越えるようになってますますその傾向が強まっています。

一番多くの人が歩むルートであるからこそ、このルートでキャリアを歩む場合の情報についてはかなり豊富にあります。

言わば、しっかりとレールが作られた状態です。

 

だからこそこのルートに留学を入れると、少しレールから外れたようで不安に感じる人もいるかもしれません。

でもレールから外れることが良いことなのか悪いことなのかは、その人がどう解釈するかにかかっているわけです。

 

例えば私は今日本を取り巻く環境がとても大きく変化しているように見えます。

それは世界のパワーバランスの変化という面もありますし、気候変動という面もありますし、世界と日本の人口変動という側面もあります。

そんな大きな変化の時代に、レールに乗っかったキャリアはむしろリスクが高いようにも思えます。

それはレールに乗っている時間が長ければ長いほど、そのレールから外れて生きていく力がどんどん弱まっていくと感じるからです。

あるいは、レールが前提としている固い地面そのものが、どんどん変動していて、レールの先に必ずしも安定した将来が見えないと感じるからです。

それよりは、世界の変化を直接感じて、それに応じて自分で判断、行動できる力を手に入れる方が良いのではと感じます。

私は今の環境とキャリアをこんな風に解釈しています。

 

そこまで思わないにしても、そもそも留学がレールを外れることか?という考えもあります。

昔のように海外の情報がほとんどない時代に比べれば、情報は簡単に手に入るし、英語を勉強する教材は豊富にあるしで、留学はずっと身近なものになりました。レールを外れると不安に思う必要もなくて、数年留学して、また日本に戻って就職すれば、良いわけです。

国内にいる人に比べて就職活動がしにくいと要素はあるかもしれませんが、日本式の就職活動は、職を得る1つの手段でしかありません。それが全てと考えるのではなく、他の手段も考えていけば良いのです。

留学して視野が広がるというのは、他の様々な選択肢が見えてくるということでもあります。

敷かれたレールが全てという考えは、留学することで、かなり変わると思います。

 

留学したいなら、道がないから歩けないのではなく、歩いたところが道になる気持ちで進んでいきましょう。

最後までありがとうございました。