自分が気づいていない自分
- 2014.09.19
- カナダ大学・大学院留学コンサルティング
- 留学, コーチ
こんにちは。藤本です。
多くの人は、自分のことを一番知っているのは自分だと思っています。
もちろん、その人の内面で考えていることについては、その人しか知り得ないので、自分が一番詳しいというのはある意味当たり前です。
でも人間は自分が気づいていない面も持っていたりします。
心理学的には顕在意識と潜在意識と言う言われ方をしますが、人間の行動のうち90%以上は潜在意識で活動しているとも言われます。
潜在意識とはまさに自分が理解出来ていない意識のことなので、人間の行動のほとんどは本人が意識していない行動とも言えるわけです。
そのことを知っている人はそれを補うために自分を客観的にチェックする仕組みを持っています。
例えば、スポーツの世界では、コーチという役割の人がいます。
どんな高いレベルの選手でも、コーチ役の人がいます。
オリンピックの金メダリストでも、世界記録保持者でもコーチはいます。
もちろん、そのコーチは、選手より上手いわけではなく、金メダルも取れないし、世界記録も出せません。
でも本人では気付かないクセとか、好調時との違いとかを客観的に気付いて教えてあげられる。
これがコーチの役割であり、存在意義ですね。
一流の選手は自分では気付けないことがあることを知っているのでコーチのようなチェックの仕組みを持っているわけです。
こんな風に客観的にチェックすることって大事です。
留学の準備の中で、勉強方法でも進学先の選択でもキャリアの選択でも一人で考えているとどうしても視野が狭くなりがちです。
常に視野を広く、客観的なチェックが出来るようにしておきたいですね。
そのような客観的なアドバイスをこちらのコンサルティングではやっております。
最後までありがとうございました。
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