カナダ永住権取得を目指すなら

カナダ永住権取得を目指すなら

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こんにちは。藤本です。

カナダ留学を目指す人は、その後、永住権を取って、現地に就職、移住を目指す方が多いですね。

永住権取得を考えている方に私がお伝えしているのは以下の3つです。

 

1.可能であれば留学前に永住権を取得することを考えてみてください

2.IELTSを受験しましょう

3.複数の移民コンサルに相談してみてください

 

まず永住権を取得するタイミングですが、出来れば留学前を考えてみてください。

永住権を持っていると大学の学費がカナダ人と同等になりますので、相当低くなります。

学校によって異なりますが、ざっくりと学部で1/3くらい、大学院で2/3くらいになります。

社会人経験がない場合は、少し難しいかもしれませんが、永住権を取得する方法は色々ありますので、是非可能性を調べてみてください。

ちなみにカナダに住んだことがないから永住権は取れないと思っている人もいますが、そんなことはないです。留学前でも取得できる可能性はあります。

また、留学した後でも、永住権が取得出来た後の期間は、カナダ人学費が適用されますので、例えば1年目は留学生の学費であっても、その間に永住権が取れれば2年目の学費はカナダ人学費でいけます。

2年後、3年後になると制度もまた大きく変わる可能性もあるので、その意味からも、可能性があるなら早めに取得した方が良いでしょう。

 

次に永住権取得にはIELTSのスコアが必要になるケースがあります。

IELTSは2つのタイプの試験があって、留学のためのIELTSはアカデミックモジュール、永住権取得のためのIELTSはジェネラルトレーニングモジュールを受験しなければなりません。

なので違う対策が必要になると言えばそうなのですが、実は問題の7割くらいは同じなんです。

まずアカデミックとジェネラルではリスニングとスピーキングは完全に共通です。ライティングも2問中1問はほぼ同じ問題、リーディングも設問の出方はほぼ同等です。ということで、留学するときにアカデミックモジュールで慣れておけば、7割くらいは同じ対策でジェネラルトレーニングモジュールでも対応できます。

永住権を目指すのであれば、TOEFLよりもIELTSの方が慣れという意味では良いと思います。

 

最後に永住権に関しては、自分で調べて申請する方法もありますが、制度もどんどん変わるし、ちょっとした書類のミスで却下されたりするので、専門家に頼むのが安心です。

移民申請はカナダの公的な資格を持った移民コンサルタントだけが相談に乗ることができますので、そういった移民コンサルに相談すると良いと思います。

そして出来れば複数のコンサルタントに相談してみてください。コンサルタントによって永住権取得の可能性については異なる見解をもらうことがあります。

ちなみに私は今年無事に永住権を取得しましたが、初期の段階で相談したコンサルタントの中には、私の取得可能性は無い、と言われたコンサルタントもいました。

最初の問い合わせは無料で対応してくれるコンサルタントが多いと思います。一度相談してみてください。

 

ということで留学準備と並行するのはなかなか難しいかもしれませんが、うまく専門家の知見も活かすということを考えられると良いと思います。

最後までありがとうございました。