行きたい学部や専攻が複数あるときは

行きたい学部や専攻が複数あるときは

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こんにちは。藤本です。

 

学部や専攻を決めるとき、やりたいことが決まっていて、サッと決まる人はいいですが、必ずしも全員が簡単に決められるわけではありませんね。

全く、何の候補もない、という人はまた別のアプローチが必要ですが、今日は、いくつか候補があって迷っているという人の場合について書いてみます。

 

複数行きたい学部や専攻がある場合、それぞれに興味があり、あるいはそれぞれに価値が感じられる、そんな場合ですね。

まず最初に考えるのは、両方選択できないか、ということです。

どちらかに絞らなければならない、と勝手に枠を決める必要はないです。

その学校の制度にもよりますが、2つの専攻を同時に取得することが出来る場合があります。

また、2つ同時に専攻することは無理でも、1つの専攻を取りながら、他の専攻の授業が取れる場合もあります。

まずは、そういう選択肢を考えてみましょう。

 

次に、どちらかに絞らなければならない場合。

いくつか優先度をつける方法はありますが、一番おすすめなのは、双方の授業内容を実際に見てみることです。

とりあえずはホームページで構いません。

その学部や専攻を選んだ場合、どんな授業があるかを見てみるんです。

そうして実際に授業内容を見てみると、名前からあなたがイメージするものと、意外に一致しないことがあると思います。

 

これは私自身の経験でもあります。

高校から大学に進学を考えるとき、高校生の私は、こんなことを考えていました。

「数学はあまり好きではない。でも、数学を使って世の中の問題を解決していくことに興味がある。」

こんな私には、進学先の学科の候補が2つありました。

1つが応用数学科、1つが情報学科です。

どちらも、私の興味を満たしてくれそうな名前でした。

 

で迷った私は、大学の授業内容を見比べることにしました。

当時はインターネットが無かったので、パンフレットを一生懸命読んで比べました。

その結果、どうやら応用数学科の授業には、全く興味がわきそうにないことが分かりました。

応用数学科の授業内容はほとんど数学科に近い内容だったわけです。

(応用数学のために数学の基礎が必要なことは、今となっては分かりますが。。。)

数学自体にはあまり興味がなかった私は、これで進学候補を情報学科に一本化できました。

 

学部や専攻を選ぶときに、名前から感じるイメージで選ぶケースは少なくないと思います。

でも実際に、授業内容を見ると、思っていたのと違うと感じる場合もあるでしょう。

実際に進学してからそう感じても遅いので、進学候補を決める際には、是非一度授業内容を見ておきましょう。

 

最後までありがとうございました。