2016年に向けた留学プロジェクト ~6月にすべきこと~
- 2015.06.02
- 2016年留学プロジェクトシリーズ
- 2016年留学プロジェクト
こんにちは。藤本です。
6月になりましたね。いかがお過ごしでしょうか?
2016年留学プロジェクトシリーズの6月号をお届けします。
このシリーズは2016年夏にカナダの大学・大学院への留学を目指す人向けに毎月1回、何をすべきかを書いていくものです。
さてこの時期になりますと、英語学習の進度にも人によってバラつきが出てきていると思います。
早い人はTOEFL、IELTSで既に目標点を出しているか、それに近いところまで行っているでしょう。
この時期に目標に達するとかなり余裕を持って準備が進められますね。
先月号でご紹介したような奨学金出願についても積極的に考えて良いと思います。
逆に壁に当たって、スコアが伸び悩む時期に入っている人もいると思います。
私も勉強を開始してちょうどこのくらいの時期に壁に当たって苦しみました。
伸び悩むには何かしら原因があります。大きくは下の2つです。
1.全然スコアにつながらない勉強をしている
2.スコアにつながる勉強をしているが、その密度が低い
いずれにしても、何かしらのテコ入れが必要です。
可能であれば英語のレベルが自分より高い人に意見を聞いてみると良いです。
私がおすすめする勉強法や考え方はこちらにまとめています。チェックしてみて下さい。
IELTSの対策と勉強法シリーズ(マインド・モチベーション編)
さて、大学院に出願予定の方は、GRE、GMATについても気になる時期ですね。
まだTOEFL、IELTSが目標に達していない段階で、GRE、GMATの勉強を開始すべきかについては、悩ましい問題です。
気分的にはTOEFL、IELTSを終わらせて、すっきりしてからGRE、GMATに手をつけたいですよね。
私はまさにそのタイプで、結局TOEFLで目標達成後までGMATに手が付けられず、GMATの勉強開始は10月でした。
これはとてもおすすめ出来ない遅すぎる例で、おかげでGMAT、エッセイ、推薦状と年末年始はバタバタ状態でした。
GRE、GMATの勉強開始時期は一概に言えず、それぞれの目標スコアと現時点のレベルとを見て総合的に決めるべきです。
基本的には、GRE、GMATの英語の方が、TOEFL、IELTSの英語より難しいので、難しい方に照準を合わせて勉強することで、TOEFL、IELTSが簡単に感じるようになる、という効果はあります。
しかし、GRE、GMATの勉強をしてみて、解説を見ても全く歯が立たない、理解すらできない、という状況であれば、まだGRE、GMATの勉強を開始するのは早すぎます。
その場合は、TOEFL、IELTSでしっかり基礎を固めましょう。
もちろん、GRE、GMATの勉強を開始したとしても、このテストにはリスニング、スピーキングはないので、これらについては平行してTOEFL、IELTS用の勉強は必要です。
そういう意味では平行して勉強していくのは、限られた勉強時間をさらに有効に使っていく必要があるので、学習計画の重要性が高まります。
ということで、今月も引き続き、TOEFL、IELTSの勉強頑張ってください。
目標点に近い人は、奨学金、大学院に出願する人はGRE、GMATも少し意識をして行ってください。
6月号は以上です。
次回このシリーズの投稿は7月初頭の予定です。
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