日本人が知らない世界

こんにちは。藤本です。

今月号のクーリエジャポンのテーマは「9割の日本人が知らないいまそこにある『危機』」です。

大きく

１．テロの恐怖

２．中国の脅威

３．人工知能と人類

４．宇宙戦争の時代

５．民主主義の危機

６．倫理観なき医学

７．人材の変化

という7つのテーマで語られています。

この中で、個人的に印象に残ったのは宇宙戦争と医学の話でした。

宇宙戦争のテーマは「衛星破壊兵器」。

海外でさえ遠いと感じる日本人にとっては、宇宙というとどこかおとぎ話のような遠い世界に感じることが多いと思いますが、実際に、私たちの生活はかなり衛星を使った宇宙からの情報に依存しています。

その衛星を破壊する兵器は現在着実に開発が進められつつある、という話です。

マスコミでもあまりニュースになることがありませんが、注視すべき動きだと思います。

医学の方のテーマは「頭部移植手術」です。

人間の頭部を他人の体に移植するという手術は、かなり準備が進みつつあり、近い将来実現の可能性があります。

手術が病で苦しむ人を救う方法であることは事実として、その際に問われる倫理的な問題。

その人は誰であるのか？その子供は誰の子供か？

現在進みつつあるこうした変化を私たちは理解しておく必要があるでしょう。

ちなみに、この2つとも舞台は中国です。

２．の中国の脅威と共に、世界の動きの中心に中国があるということを認識させられる記事でした。

ということで、今世界で起こりつつあるこうした変化を頭に入れておきたいなら、是非今月号は読んでみると良いと思います。