ケベック州の大学

こんにちは。藤本です。

The Globe and Mailによるカナダの大学レポートのご紹介、本日はケベック州です。

レポートの原文および昨年、一昨年のレポートについては以下をご覧下さい。

CANADIAN UNIVERSITY REPORT

参考：

（2014年バージョン）カナダの大学の特徴（ケベック州）
（2015年バージョン）ケベック州の大学

Bishop’s University（ビショップス大学）

キャンパス：レノックスビル（メイン）、ノールトン
学生数：2,700名

記事記載の主な特徴

・小規模で、サポートが充実、学生の評価でも教授やスタッフ、学生同士の関係性の面で高評価
・教育にフォーカスしており、83％の学生が6年以内に卒業
・広い緑と歴史的建物で出来る美しいキャンパス
・co-opや補助金、奨学金の機会があり、BESTというスキームでは年間5万ドルが学生に与えられている

Concordia University（コンコルディア大学）

キャンパス：モントリオール
学生数：43,800名

記事記載の主な特徴

・ダウンタウン近くのキャンパスで、自転車道、コーヒーショップ、お店、公共の広場などがある
・コミュニケーション＆ジャーナリズムビル、リクリエーションセンターを含む新たなロイヤルキャンパスへは1時間おきに出るシャトルバスでつながれている
・図書館は24時間オープン
・マギル大学とは、ケベック州の2大英語系大学として良きライバル関係
・2015年co-opプログラムに考古学、公共史、先住民学を含む新たな20のプログラムが加わった
・2014年は1200名以上の学生がco-opに参加

Université Laval（UL、ラバル大学）

キャンパス：ケベック・シティ
学生数：48,000名

記事記載の主な特徴

・ダウンタウンから25分の位置にある歴史的・文化的に重要性な大学
・仏語系大学として研究分野をリードしている
・90％のプログラムは必須またはオプションでインターンシップや現場での実践を行う

McGill University（マギル大学）

キャンパス：モントリオール（メイン）、サン・タンヌード・べルビュー
学生数：39,500名

記事記載の主な特徴

・最も多くのTDスカラー（20人の学生に7万ドルを与える権威ある賞）受賞者が選ぶのがマギル大学である
・優れた教授に贈られるカナダリサーチチェアの称号を持つ教授が120人以上で研究の機会は無制限
・クラスサイズは大きく、非常に競争的な雰囲気
・世界的トップの大学に君臨し続けている
・学生はホテルを改築した寮に住むことができる

Université de Montréal（UdeM、モントリオール大学）

キャンパス：モントリオール
学生数：66,100名

記事記載の主な特徴

・研究活動に力を入れており、研究費用としてはカナダ3番手
・仏語系大学としては、ライバルであるラバル大学より国際的なランキングでは上位
・マギル大学から見て、マウントロイヤル大学の逆側に位置し、緑に囲まれたキャンパスであり、それが、都心の雰囲気の少ない、伝統的な大学の雰囲気を作っている
・2015年の学生の評価では、教授との関係においてマギルや他の東部の大学に比べて高い評価

次回は大西洋側にある４州（ニューブランズウィック、プリンスエドワードアイランド、ノバスコシア、ニューファンドランド・ラブラドール）をレポートします。

最後までありがとうございました。