カナダ移住日記 住宅探し編

      2016/09/27

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こんにちは。藤本です。

カナダ移住日記は、本日から移住後の話に移っていきたいと思います。

今日は住宅探し編です。

 

移住したらまず気になるのが住宅探しです。

私たちの住宅探しは、一番最初にさかのぼると移住の1年半前から始まりました。

永住権の審査が終了して、最後にカナダに入国してランディングの手続きをしたのが、2014年の年末でした。

このときは1週間ほどの滞在だったのですが、この滞在のメインの目的は、現地の住宅事情を調査することでした。

かつて留学生としてトロントに滞在していましたが、そのときは寮暮らし。

実際に自分で家を借りるのは初めてになるので、各エリアの情報や家の借り方など、既にトロントに住んでいる日本人や不動産エージェントの方に聞いて回りました。

特にエージェントの方(日本人)には、車で実際に物件を見せてもらったりしながら、家賃の相場、借りるための手続き、子供の小学校の情報など、多くの情報を頂きました。

 

ここで得た情報としては、

・移住前に物件を決めることは出来ず、移住後に物件を見てから契約する
・カナダではクレジットヒストリーと呼ばれる支払い履歴が個人の信用の指標になり、クレジットヒストリーがない場合は、家賃先払いなどの交渉を行う
・自営業の場合、銀行の残高証明と収入を証明する書類を英文で準備しておいた方が良い
・コンドミニアム(日本で言うマンション)はオーナーとの間にエージェントが入るので交渉の余地があるが、アパートは管理会社と直接契約になるので交渉の余地が少ない
・住むエリアによって学校の校区が決まるが、小学校も成績が良い学校と良くない学校が分かれる
・中国人、韓国人などの移民が多いエリアの方が一般に成績は良い
・ダウンタウンや便利なエリアは家賃が高い
・エージェントの手数料は無料、すべてオーナー側から手数料をもらうシステム

といったものでした。

 

その後、エージェントとのやり取りは要所要所でメールを通じて続けました。

出発2か月前に銀行の残高証明を取り、1か月くらい前からは、その時点で空いている物件情報を色々と送ってもらいました。

物件の写真を見たり家賃や設備を複数見ていくと、徐々に相場感覚が出来たり、優先すべき条件などが決まってきます。

私の場合は、小学生の子供がいるのでまずは校区でエリアを絞り、次に自宅で仕事をするために仕事用の部屋が必要でした。

物件情報を見ていると、プール付きのコンドも多かったので、見ているうちにプールがあったら嬉しいなー、という希望も出てきたりしました。

 

本格的な家探しはカナダに引っ越してから始まりました。

まず到着翌日にカナダの銀行口座を開きます。なるべく住む予定のエリアの近くの支店で開設すると便利です。

口座開設は、パスポートとPRカードがあればその場で可能です。

この時点では一時滞在先に滞在していたので、その住所で開設できます。クレジットカードなどの郵送物は住所に送るか、支店に送るかの選択ができるため、支店に送るようにしておきました。

口座開設の目的は、デポジットや家賃支払いのためのチェック(小切手)が使えるようにすることです。

これをまず最初に行います。

 

そしてその日の午後から早速物件を見て回ります。

エージェントの方があらかじめ伝えていた希望に沿った物件をピックアップしてくれていました。

初日は3件見て回りました。

1件は希望に近い物件ですが予算オーバー、2件目は賃貸期間が8か月と短期でかつ家で仕事が出来なさそうな間取りだったので見送り、3件目は部屋の状態を見てエージェントの方が、これは状態が良くない(=オーナーがあまり手入れしていない)のでお勧めしない、という判断だったので、結局3件とも見送りとなりました。

この時点では、どんどん物件が出てくると思っていたので、そのうち決まるだろうという楽観的な見方でした。

 

この夜、滞在先に戻ってから改めてその日見て回った物件情報を見ていたのですが、やっぱり1件目の物件が良いな、多少予算オーバーでも仕方ないかと思い直して、エージェントの方に連絡を取ったのですが、既に入居者が決まったという連絡が返ってきました。

家探しの競争が思ったよりも激しいと気づいたのはこの段階でした。

どうも空き部屋情報が出ると、即日入居希望者が現れて、デポジットを入金して決まってしまうという状況のようです。

これは、物件を見て良いと思ったらその場で申し込むくらいのスピード感が必要そうだと気づきました。

 

その翌日、新たな物件が出たので見に行きましたが、こちらは間取りや条件が合わず見送りました。

その後、どんどん出ると思っていた物件は意外に出ず、結局1日何もできずに過ごすという日もありました。

この「ただ待つだけ」という時間は本当に辛いです。

住所が決まらないと子供の学校の手続きも出来ないし、私の事業の登録も出来ません。

もちろん家具を揃えることもできません。

一時滞在先に滞在できる残り期間も徐々に減っていきます。

 

初めて「申し込んでも良い」という物件が出たのは、6件目くらいだったと思います。

正直、完璧に条件に合っていた訳ではないですが、既に物件探しを始めてから1週間以上経っており、こちらの条件もどんどんバーを下げていて、一応有りかな、という物件でした。

で、早速申し込んだのですが、ここで問題になったのはクレジットヒストリーでした。

つまり私たちに信用がないということです。

これは、あくまでカナダでの信用ということで、どんなに日本の信用が高かろうが、企業派遣で企業のバックアップがあろうが同じ、ということでした。

ただ、これは想定内だったので、常套手段である4か月の家賃先払いを申し出ました。

しかし、この物件にはライバルがいました。

私たちが申し込んだ同じ日に、あと2組の入居希望者が現れたということでした。

結局、オーナーが信用重視でクレジットヒストリーがある別の入居希望者に決めたという連絡が翌日に入りました。

エージェントの方曰く、今年は異常で、普段ここまでバッティングすることは滅多に無いそうです。

そういえば、バンクーバーで家賃高騰に歯止めをかけるため外国人の住宅購入に制限を設けたというニュースがありました。

その余波で、トロントの住宅の需給バランスが崩れてしまったのかもしれません。

結局、この後さらに2回ほど申し込みましたが、すべて複数の希望者が現れるという状況でした。

 

2回目に申し込んだのは9件目に見た物件でした。

こちらは家賃が低めの物件だったので、借り手の側から、家賃を値上げするという交渉を行いました。

日本ではありえない交渉ですよね。

そこまでして臨んだ物件でしたが、やはりオーナーはクレジットヒストリー重視で、別の入居希望者に決めてしまいました。

本当にクレジットヒストリーの重要性を感じさせる出来事でした。

 

最終的に決まったのは10件目に見た物件で、3回目の申し込みでした。

家探しを始めてからちょうど2週間後、一時滞在先の残り契約期間が1週間、というタイミングでした。

これ以上、家探しに時間を使いたくない状況だったので、ありったけの条件で臨みました。

それが、家賃1年分前払いです。

そこにオーナー側から、1年後の更新はしない、という条件が追加されてきました。

これで、完全にオーナーはリスクゼロです。

ここまでやってようやく家探しは決着しました。

 

最後はなりふり構わずという感じでしたが、結果的には当初の希望通りの物件となりました。

環境的にも間取り的にもかなりいい感じでしたし、何よりありがたかったのが即入居可という条件。

このため、契約を交わした翌日から荷物を運び入れることが出来ました。

オーナー(香港出身)とも契約時、入居後、備え付け洗濯機の不調などで、やり取りをすることがありましたが、とてもいい人で、改めて運が良かったなと思います。

 

ということで、思ったより大変だった住宅探しの話でした。

来年にはまた引っ越しをしなければならないので気が重いですが、とりあえず決まって良かったです。

 

次回の移住日記は、気になる人も多いであろう子供の学校関係についてまとめてみたいと思います。

 


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