ケベック州の大学(2017年版)
こんにちは。藤本です。
The Globe and Mailによるカナダの大学レポートのご紹介、本日はケベック州です。
レポートの原文および過去のレポートについては以下をご覧下さい。
参考:
(2014年バージョン)カナダの大学の特徴(ケベック州)
(2015年バージョン)ケベック州の大学
(2016年バージョン)ケベック州の大学
目次
Bishop’s University(ビショップス大学)
キャンパス:レノックスビル(メイン)、ノールトン
学生数:2,357名
記事記載の主な特徴
・小規模ゆえに、コースの選択肢が少ないという面もあるが、教授との距離は近い
・キャンパスは美しい建物が特徴的だが、寮は古く改装が必要(数年内にリノベーション予定)
Concordia University(コンコルディア大学)
キャンパス:モントリオール
学生数:43,865名
記事記載の主な特徴
・授業は英語で行われるが、英語が第一言語の学生は約半分(23%は第1言語がフランス語、27%はそれ以外)
・最も大きな学部はarts and scienceだが、engineering and computer scienceとfine artsも大きな学部
・州平均よりやや低い卒業率だが、学生の満足度は州内の他の大学より高い
・District3というイノベーションのためのハブがあり、複数の専攻をまたがった商品開発や起業が行われている
Université Laval(UL、ラバル大学)
キャンパス:ケベック・シティ
学生数:42,500名
記事記載の主な特徴
・ダウンタウンから25分の位置にある歴史的・文化的に重要性な大学
・北米で最も古いフランス語系大学
・500以上の大学と提携しており、70か国で得た単位が認定される
・500のプログラムのうち多くはインターンシップや現場での実践を伴う
・15のスポーツチームを有する
McGill University(マギル大学)
キャンパス:モントリオール(メイン)、サン・タンヌード・べルビュー
学生数:39,988名
記事記載の主な特徴
・世界トップレベルの大学として知られ、QS大学ランキングでは24位にランクイン
・150か国から学生が集まり、1/4はカナダ国外からの学生
・州で最も多くの学生一人当たりの図書館予算と研究費用を使っている
・州平均より高い84%の卒業率
・権威あるTDスカラーやノックススカラー受賞者も多く輩出
Université de Montréal(UdeM、モントリオール大学)
キャンパス:モントリオール
学生数:66,988名
記事記載の主な特徴
・フランス語系大学だが、英語が母国語の学生に対するチューター制度があったり、卒業論文が英語で書けるオプションもある
・6年以内の卒業率は82%で、多くはまたUdeMに入学したいと言っている
・研究に重きを置いており、関連大学であるHEC MontréalやL’École Polytechniqueと共に州の研究を牽引している
・研究による収入も1億1740万ドルと大きい
次回は大西洋側にある4州(ニューブランズウィック、プリンスエドワードアイランド、ノバスコシア、ニューファンドランド・ラブラドール)をレポートします。
最後までありがとうございました。
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