未知の領域を楽しめるか

未知の領域を楽しめるか

こんにちは。藤本です。

朝、綺麗に積もった雪を見ると、足跡をつけたくなるのは、どの国の子供も同じみたいですね。

子供たちは我先にと誰も踏み入れたことがない領域に足跡を残したがります。

 

しかし、同じ未知の領域でも、留学とか移住とか起業とかになると、不安と感じる人も多いみたいです。

 

私にとっても、移住することも、起業することも、踏み入れたことがない領域でした。

「不安でしょう。」

と言われることもありましたが、でも意外に不安よりは楽しみが勝っていたように思います。

まるで白い雪に足跡をつけるみたいな感覚で。

 

家族でトロントに移住して、起業するって選択肢を選ぶ人の確率を考えてみたことがあります。

 

トロントに在住の日本人は2011年時点で12,000人だそうです。(Canada 2011 Census)

この時点で日本の人口の10,000分の1ですね。

正確なデータがないので、ここからは勝手な仮説ですが、このうち半分は学生やワーホリビザでの滞在として、残り6,000人。

その半分が国際結婚での移住者で、残り3,000人。

その半分が企業派遣の駐在員で、残り1,500人。

この1,500人が、単身または家族で移住している人の数だと考えると、その中で起業している人は1割くらいかなあ。

ということは、150人ということになりますね。

これが私が現在所属しているカテゴリーということになります。

この数字が正しいのかどうなのかは、全く見当がつきませんが、正しいとすると日本の人口の0.0001%ということになりますね。

 

このパーセンテージを見ると、私は何か人と違う選択をしたみたいで楽しくなります。

「いい選択したな~」

って思ったりします。^^

同時に

「150人も同じ選択した人がいるのか~」

「もっと未知の領域を探さなければ」

という気持ちも少し出てきます。

あまのじゃくなんですかね?

 

しかし、同じ数字を見て、そんな選択は出来ないなんて不安に思う人もいるかもしれませんね。

 

もうこれはその人の解釈次第だと思うんですよね。

同じ数字を見ても、感じ方が違う。

 

でも同じ感じるなら、未知の領域を見て、楽しみと感じる方が、人生の選択肢が広がって良いと思うんですよね。

人が踏んだ後の雪の上だけを歩いていたって、あのワクワク感って感じられないじゃないですか。

 

何だか雪の後の足跡を見て、そんなことを思いました。