留学生のお悩みに答えてみました

      2017/02/28

こんにちは。藤本です。

先日、カナダの大学に交換留学中の学生さん(女性)とお話をする機会がありました。

色々とご相談頂いたので、私なりのお話をしたのですが、同じ悩みを抱えている人も結構いるのかなーと思いまして、参考までに、そのときにお話したことのいくつかを、かいつまんでシェアしてみたいなと思います。

 

Q.

よく「自分の目標を持て」と言われますが、なかなか将来の目標がクリアに持てないです。どうしたら良いですか?

A.

基本的に自分の目標は自分で考えて作るしかありません。

普通に生活していて目標なんて降ってきません。

 

でも、何か人生観が変わるような出来事があると目標って考えやすいです。

留学はその意味でとても良い機会です。

 

留学には2回ほど人生観が変わるチャンスがあります。

1回目は留学したタイミング、2回目は帰国したタイミング。

 

この2回のタイミングで、アンテナさえ張っておけば、それまで当たり前と思っていたことが当たり前でないことに気付けます。

例えば「日本は外国から見てここが足らない」とか、逆に「日本はここが素晴らし過ぎる」とか。

 

その気付きを、どんどん記録していくと良いです。

人間、そのときは鮮明に覚えていても、記録していないとどんどん忘れていってしまいます。

だから記録するんです。

 

そして、どこか時間があるタイミングでその記録を見直すと良いです。

 

そして、その「気付き」を「問題意識」に変換していきます。

この「問題意識」は単に自分一人のための問題意識ではダメで、地域社会とか自分の国とか、自分以外の何かに関する問題意識であることが望ましいです。

そこでもし何か、日本や地域社会に対する問題意識を見つけることが出来たら、それを解決するのが人生における目標になります。

 

余談ですが、記録をつけるのはブログがお勧めです。

特に留学ブログというのはそれなりにアクセスがありますし、書き続けていくとときどきコメントとか反応があります。

そういう反応があるとモチベーションになって続けやすいです。

文章力も上がっていきます。

アフィリエイトのリンクなどをうまく張れば、ちょっとした収入も得られます。

そういう意味で、留学中にブログを書くのは本当にお勧めです。

 

Q.

交換留学を終えて帰国したら、就職活動が始まりますが、その就職活動が不安です。

A.

企業から見て、人生の目標とか問題意識を持っている人は、輝きが全く違って見えます。

その目標も、とってつけたようなものだと弱いですが、自分の経験から出ているとすごく強いです。

「自分は、こういう経験をして、こういうことに気づいた。そこからこんな問題意識が生まれ、そのことを解決することに人生を使いたいと思っている」

こんなストーリーがきっちり話せたら、それだけで就職活動はうまく行きます。

そんなことまともに話せる学生は普通いないので。

 

さらに言うと、

「その目標に対して、今まで実際に自分でこんな活動をしてきた」

という実績の履歴があれば、行動力もアピールできるし、説得力が全く違います。

そして

「その目標を実現するために、その企業に入ってこんなことがやりたい」

とはっきり言えれば、その学生は即採用です。

 

ハッキリ言って、採用する企業の人事部の人だって、そんなことまで考えて、行動出来ている人はいませんよ(笑)

学生の人生に、そんな一貫性があったら、圧倒されると思います。

 

ただ「こんな勉強しました」とか「留学して英語ができます」というだけではダメ。

そこで、どのような問題意識を得たのか、目標に対してどのような行動が出来たのかが言えることが大事なんです。

 

もっとも、そこまでの目標と行動力があれば、就職して企業に依存する必要性はものすごく低いです。

さっさと自分で起業すればよいのです。

 

Q.

起業にも興味はあるのですが、いきなり出来るかと言われると不安だし、リスクも感じます。

A.

起業と言えば、店舗借りて、人を雇って、広告を出して、関係先に頭を下げて回って、みたいなイメージがあるかもしれません。

今でも、例えば飲食業みたいな業種なら、そういう要素は必要です。

この場合、売上を上げる前に、多額の投資や借金が必要になりますので、確かにそれはリスクです。

 

でも今はインターネットのおかげでそんなことをしなくても、「一人で」「先行投資無しに」起業できる時代。

リスクは格段に減っています。

大きな先行投資が無ければ、失敗したところで、借金抱える訳でもないし、またゼロからやり直せます。

 

ある先輩起業家が言うには、10回ビジネスを立ち上げれば、1回は必ず当たる、ということです。

でも私の感覚から言うと、10回も必要無いです。

人間、失敗して、痛い思いをすると、必ずそこから学ぶので、どんどん確率が上がっていって、何回かのチャレンジで必ず成功できるようになります。

 

不安なら、とりあえず就職をして収入を得ながら、副業していけば良いです。

ブログを匿名でも良いので書いていけば、徐々に人が読んでくれるようになって、中には相談に乗って欲しいという人も現れると思います。

そういう人に自分なりの考えを伝えていけば感謝されます。

最初は無料でどんどん相談に乗ってあげれば良いです。

そのうち、少しお金を頂くようにする、それでお金を支払ってでも相談に乗って欲しいという人が現れたら、それでビジネスは成立です。

こうして一度、自分の力で収入を得る、という感覚を作っていけば、起業に対する恐れは全くなくなります。

これは、就職する前に、学生のうちからでも出来ることですね。むしろ学生のうちからやるべきです。

 

今は、就職した方が、大変な思いをすることも多いのだから、仮に就職したとしても、いつでも起業できる準備をしておいて、企業に依存する生き方はしないようにしておくことは大事です。

いつでもその会社は辞められる、という状態を作っておくのが理想です。

そうなれば、企業に対して(精神的には)言いたいことも言える立場になれます。

サラリーマンが大変なのは、企業に対して言うことを聞かなければならない立場にあるからです。

 

女性であれば出産や育児で、フルタイムで働きにくいシーンもあるでしょう。

そんなときに在宅で出来るビジネスを持っておけば、収入を得続けられるし、安心ですよね。

それがないと、悪い条件でも、何とか仕事を探さなければならなくなります。

 

ビジネスの種類にもよりますが、もし在宅でインターネットで出来るビジネスであれば、住む場所は自由に選択できます。

好きな国、気候が過ごしやすい国、子供の教育に良い国など、どんどん選択肢は広がります。

今すぐでなくても、少なくともそういう志向を持っておくことは、人生を豊かにするためには必要だと思うのです。

 

Q.

交換留学は1年と言われますが、夏休み等があるので実質9か月ほどで終わります。制度上その期間を伸ばすことは出来ません。でも本当はせっかく慣れてきたのもあって、もう1年留学したいというのが希望です。

A.

留学期間が1年未満になるのは、確かに短いです。

やっと慣れてきたころに帰国です。

私の経験からも、本当は2年くらいの留学が良いと思います。

 

ただ、交換留学の後に、さらに留学したければ、選択肢は限られます。

今の大学から海外の大学に編入するか、休学して私費留学(その場合、留学先は主に語学学校)か、ワーホリか。

一度交換留学で大学で学んだ後に、語学留学というのは内容的に物足らないだろうし、ワーホリも、滞在期間1年のビザではなかなか良い仕事も見つからず、深い経験もしにくいです。

編入は、もし出来たら理想的だとは思いますが、確実に出来るものではないし、イレギュラーな留学の仕方なので、手続きなどは1つ1つ自分でやる大変さがあります。

ということで、それぞれの難易度や充実度を考えると、在学中に再度留学するという現実的な選択肢は少ないです。

 

であれば、大学(学部)を卒業した後に、大学院で留学するのが1つの選択肢です。

これであれば、数年間の滞在ビザも得られるし、普通の手続きで入れます。

費用が無いのであれば、一度就職して、2‐3年働いて資金を貯めてから大学院に戻れば良いのです。

その際、もし一度就職するのであれば、その経歴を使って永住権を取得するのも良いですね。

永住権が取得出来れば、カナダ人の学費で大学院に通えるので、費用的にはかなり安くなります。

 

 

ということで、私の就職や留学に対する考え方を色々書いてみました。

同じお悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

 


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