卒業間近&通知表
こんにちは。藤本です。
もう2週間もしないうちに卒業となる長女ですが、変わらず宿題が出るし、サイエンス、ヘルス、フランス語のテストなどもあり、なかなか忙しい毎日です。
のんびりしているイメージがあったカナダの小学校としては意外な気もしますが、このあたりは学校によっても担任の先生によってもかなり異なるようです。
長女の小学校はアジア人が多く学力レベルが高くて有名なので、先生たちもかなり熱心のように思います。
学校によって違うと言えば、同じトロントでも卒業する学年も学校によって異なります。
長女の学校はGrade 5で卒業し、Middle Schoolに入りますが、Grade 8まで同じ学校というところも近くにあります。
カナダ人の友人によるとGrade 8まで卒業がない学校のことを”K to 8”と言うらしいです。
Kとはキンダー(幼稚園)のことで、幼稚園からGrade 8まで同じ学校ということです。
その友人はGrade 8まで同じ学校の方が落ち着いて勉強できるからいい、と言っていました。
確かにMiddle Schoolに入ると急に学区も広がり、子供たちだけでバスに乗ったりして登校するようになり、ちょっと親の監視が行き届きにくくなってしまうため問題行動も増えやすくなってしまうようです。
ところで卒業式の日には日本の学校と同じように通知表(Report Cardといいます)も配られます。
長女の場合はレギュラークラスのReport Cardと、ESLクラスでのEnglish Language Learner Progress Updateが配られます。
この英語学習についてのレポートは評価が以下の3段階に分かれています。
Emerging
Developing
Consolidated
つまり、
「新たに発生しつつある」
「発展途上にある」
「統合された」
というところでしょうか。
カナダ人の友人にその話をすると「とにかくネガティブな表現を避けているのよ」とのこと。
そういわれてみれば、カナダらしい考え方のように思いましたが、ポジティブにこだわり過ぎて、かえって分かりにくいと感じるのは私だけでしょうか。
去年の9月から毎日休まずに学校に行っている長女ですが、なんとかこのまま無事に卒業式を迎えて欲しいものです。
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