子供の長い夏休み

子供の長い夏休み

こんにちは。藤本です。

あっという間に8月も後半に入りました。

トロントではいろいろなお店でBack to Schoolコーナーができ、真冬の防寒着も売り出され始めています。

今年は大して暑くもなく、エアコンもほぼ使わずに済むくらい過ごしやすい日々ですが、そんな夏が去っていくのは寂しいものです。

ここで長女の夏休みを振り返ってみたいと思います。

 

カナダの夏休みは2か月半くらいあります。

そして夏休みの宿題もありません。

(日本語の補習校では日本と同じカリキュラムなので宿題が出ますが。。)

この長い夏休みをどう過ごさせるかは、親次第なので、悩ましいところですが、それを補うように、各地で様々なキャンププログラムが開催されます。

キャンプと言っても、泊まり込みで行くキャンプもあれば、毎日送り迎えする学校のようなキャンプもあります。

内容も屋外のキャンプもあれば、インドアで何かを学ぶキャンプもあります。

 

長女はまず7月の間は、秋から入学予定のミドルスクールで英語のクラスを受けました。

毎日午前中だけですが朝8時半から12時半までと4時間の授業だったのでなかなか大変です。

このプログラム、トロント教育委員会の主催なのですがいろいろなミドルスクールでやっていて、ESL以外にもロボティックスやドラマ、サイエンスなど、多様なテーマで開催されました。

参加費は無料。ありがたい限りです。

 

長女はこのサマースクールを機に友達だけで登下校する経験をはじめました。

小学校は目の前でしたがミドルスクールは2キロくらい離れているのでバスを使って片道30分ほど。

毎日友達と3人で一緒に通いましたがこのサマースクールで一番楽しかったのは登下校の時間なのだそうです。

 

サマースクールが終わったあとはトロント市主催のキャンプに通い始めました。

7月は仲のいい友達と一緒に勉強することができましたがキャンプはあえて知っている友達がいないプログラムに参加させることにしました。

 

まだまだ英語が苦手な長女は不安でいっぱいでしたが、妻が「学校じゃないのだからやめたくなったらいつでもやめていいから。」と言うととりあえず行ってみようという気になってくれました。

 

トロント市主催のキャンプはたくさん種類がありますが、我が家が行かせたのはCamp NAORCAというプログラムです。

コミュニティーセンターで行われるキャンプとは違い、森のような自然いっぱいの大きな公園で行われる野外キャンプです。

 

プログラムの内容はプール、料理、ゲーム、染め物体験、スポーツなどなど盛りだくさんでした。

初日は友達ができなかった…と言っていた長女ですが2日目以降は友達もでき、あっという間に毎日楽しんで通うようになりました。

特に日本好きなロシア人の女の子が長女にいろいろ話しかけてくれ、キャンプ終了日にはメールアドレスを交換し、すっかり仲良くなったそうです。

 

今年の夏は引っ越しがあったので家族旅行など夏休みらしいことが全然できなかったのですが、豊富なキャンププログラムのおかげで長女も暇を持て余すことなく過ごせています。

残りの2週間も別のキャンプに参加させようと思っていますが、補習校の宿題もそろそろ焦らなきゃいけない時期になってきましたので、新学年が始まるまでまだまだ忙しい日々になりそうです。

 

ということで、残りの夏も楽しめたらと思います。