アルゴンキンにて
- 2019.10.17
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カナダはサンクスギビングデーで連休だったので、1泊2日でアルゴンキン州立公園へ紅葉を見に行ってきました。
公園とはいえめちゃくちゃ広く、園内のハイウェイは道の端から端まで56キロあります。
初日は快晴。朝仕事が終わってから急いで出発し、夕方4時ごろには公園付近に到着。そこから公園の西の隣町にあるホテルに行っても仕方ないかと思い、さっそく公園に入ることに。
公園内のトレイルを歩くために車を駐車するには許可が必要で、1日パス(21ドル)を購入します。
公園の東側にあるトレイルを散歩し、ついでにビジターセンターでトイレ休憩もしようと決め、西側の入り口から東へと向かいました。
ところが途中いくつかの有名な絶景ポイントで車がたくさん停車していて渋滞が起こっており、ビジターセンターについた頃にはもう5時過ぎ。トイレは済ませられたものの、そこからトレイルに行くとホテルに到着するまでにすっかり夜が更けてしまうなということで、トレイルは翌日にしようと決めて西側に戻ることにしました。
しかし…はじめのうちはスイスイ進んでいた道が突然混みだし、ついに完全にストップ。全然動かなくなってしまいました。
さすがにおかしいということで、事故かな?と話していたのですが、もちろん他に経路もなく、次々と他の車はUターンをして列から離脱していき…。そうこうしているうちに、動けなくなっている車の列の横を数台の救急車がサイレンを鳴らしながら走っていきました。
やっぱり事故に違いないなと、スマホでいろいろ情報を探していたのですが地元メディアは何も報じていませんでした。こんな時に役にたつのはやっぱりツイッターですね。そこで立ち往生している人たち同士が情報を共有していました。(アルゴンキン州立公園の公式ツイッターアカウントでは何も発信されてませんでしたが)
そこでわかったことは車3台が絡む事故が発生し、1台はひっくり返っているということ。数時間は道が封鎖されそうだということ。そしてある人が現場の写真までツイートしていました。
少しだけ情報を得ることができてほっとしたものの、どんどん夜が更けていき、周囲はもう真っ暗。いつ終わるか分からず、トイレもない中、狭い車内で4人で待ち続けるというのは精神的に結構きつかったです。
結局約2時間後に車が動き出し、ホテルに到着したのが9時。すぐにチェックインしてレストランに「何時まで空いてますか?」と聞いたのですが「今日のメニューはサンクスギビングのビュッフェしかなくて、お店は9時までなのだけど、何とかできないか聞いてきてあげる」と言われ、ビュッフェの残りを箱に詰めて部屋に持って帰っていいことになりました(もちろん料金は正規のビュッフェ代金と同じですが)。
まぁお店としてももう片付ける間際だったのでお互いにとってよかったと思いますが、疲れきっていてお腹もすいていたので臨機応変に対応してくれて本当に助かりました。しかも、料理内容がサンクスギビングメニューだったので私たちにはあまり馴染みがないものだったのですが、いろいろと説明してくれ、ローストターキーをカットしてくれるシェフまで戻ってきてくれました。
実はホテルを確保するのが遅くなってしまい、主要なところが全部満室で、何とか空いていたところを予約したのであまり期待していなかったのですが、とても親切でフレンドリーなスタッフでした。ホテルはこちら。Hidden Valley Resort
後から思うと公園の東側まで行ってトレイルに行くこともなくトイレに行っただけなのに21ドルを払い、事故渋滞に巻き込まれ、何だったのかという気もしますが…。
そして翌日はなんと雨。とはいえ20分毎に天気がコロコロ変わり、少しは晴れ間も出たので、2つほどトレイルを歩いて、トロントに戻りました。紅葉はこんな感じ。
もうネタにするしかないという旅行だったので、とりあえずブログに記しておきます。
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