相手の反応がないときは早く手を打つ

相手の反応がないときは早く手を打つ

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こんにちは。

留学コンサルタントの藤本です。

関東は大雪で交通や物流に大きな影響があるようですが、皆様、大丈夫でしたでしょうか?

今回は自然相手なので、仕方ない部分もありますが、でも日本で自然災害や突発的な事故以外で約束が守られないことってほとんどないですよね。
電車は時間通りに来るし、企業や人にアポイントを取ればその時間は開けてもらえます。

でもカナダ(というか日本以外?)では約束通りに事が運ばないことって日常的に起こります。
メールに書かれたこととや、口頭で約束したことでも、必ずしも確実に実行されるとは限りません。

それが大事な大事な、あなたの大学の受験プロセスにおいてもです。

そんなとき日本では、「相手は分かっているはず」「約束をしたのだから間違いない」という考えで、相手の様子を待ってみるということが一般的です。
待ってみて仮に反応がなくても、何となく催促するのは気が引ける、という感覚を持つ人も多いと思います。

でも大学受験はそんなことは言ってられません。
相手を信じて待つ、というマインドは捨てて、少しでも早く手を打ちましょう。
日本人的には「相手に嫌われるかな」くらいしつこくコンタクト取ってもいいんです。

 

私がトロント大学を受験したときも以下のようなやりとりがありました。

ちなみに、私のときはTOEFLスコア、エッセイ等の書類提出で一次選考があり、一次選考通過者には電話インタビューの招待があり、電話インタビュー合格者に入学許可が出るという流れでした。

 

書類出願の締め切り直前にエッセイを含む書類提出

しかし、何のレスポンスもないまま3週間が経過

さすがに遅すぎると思いアドミッション(入学審査窓口)にメールで確認

その4日後に電話インタビューの招待がメールで届く
しかし、招待日が都合がつかなかったため、すぐにメール返信で別の日への変更を依頼

担当者から「明日から出張のため別の担当者に引き継いでおく、連絡を待て」とのメール

しかし、2日間誰からも連絡がなかったため再度催促のメール

何の連絡なし

ビジネスウィークのホームページにトロント大学のディレクターの個人連絡先を見つけたので事情をメール

2日後にそのディレクターのアシスタントから電話インタビュー日程調整のメール
すぐに返信をしてインタビュー日程確定
当日に先方から電話がかかってくるとのこと。

しかし、インタビュー当日、電話が来ない

30分後にアシスタントにメール
しかし、当日そのアシスタントは休んでいる旨の自動返信が来る

学校に電話連絡
そこで、当日、私のインタビュー予定が入っていなかったことを知る

最初の担当者にメールして再度日程調整

ようやくインタビュー実施
ただし、インタビューの出来は悪かった

そこでインタビューの4日後に追加のエッセイを提出

一週間後に合格通知が届く

 

こんな感じで、通常は書類を提出してから自動的に進むはずのプロセスが、全く予定通りに進まず、こちらから6回ほどアクションして最後の合格までたどり着きました。

こちらからのアクションをしていなければこの通り進んでいたかどうかはわかりません。

当時の私は英語でメールや電話をした経験がほぼ無く、ドキドキしながらやりましたが、やって良かったと思います。

 

別に順調に進んでいるときにしつこくコンタクトを取れと言うわけではありませんが、相手からの反応がない場合は、日本人の遠慮マインドは捨て、別人になりきるくらいのマインドでアクションして行きましょうということです。

でも日本人相手のときはほどほどに。

最後までありがとうございました。