高校から海外進学するときの最初にすること
- 2014.07.23
- 留学に向けた最初の一歩
- 海外進学
こんにちは。
留学コンサルタントの藤本政信です。
高校から海外進学を目指す人は増えてきていると思います。
とは言え、インターナショナルスクールなどを除けば、直接海外に進学する人はまだまだ少数派だと思いますので、学校にも情報が少なく、どこから手を付けるべきか迷うところもあると思います。
旅行に行くときに最初にすることはどこに行くか決めることですね。
それがあってルートも決まって、スケジュールも決まってきます。
留学も一緒です。
まず行きたい国、学校、専攻を、ある程度絞ります。
え?いきなり?
と思うかもしれませんが、行きたい国、学校、専攻によって準備が違ってきますので、結局のところ最初にここを固めておくのが効率的なんです。
逆に国、学校、専攻が決まっていないと、色々な可能性を考慮して幅広く準備しなければならなくなってきます。
もしアメリカの大学に進学したい場合はSATという試験の対策が必要です。
カナダの場合は必要ありません。
ここがカナダの大学を選択する1つの利点ですね。
カナダの学部進学の場合、学校によって求められるものが少しづつ異なりますが、どこも共通しているのが、一定水準以上のGPA(授業の成績)とTOEFL/IELTSのスコアを求められることです。
なので、基本的にはこの2つの対策をすることが留学準備になってくるのですが、英語スコアもいつまでに何点必要か、条件付き合格制度があるかどうかは学校や専攻によって異なってきますので、スケジューリングする上で学校、専攻を決めておくことが大事になってきます。
もう一つ気をつけなければならないのが高校での選択科目です。
理系やビジネス系の学部に行く場合、学校によっては高校で数学、物理、化学、生物などの選択科目を履修していることが条件になっているケースがあります。
まだ選択科目を選ぶ余地がある段階であれば、この辺りを考慮して選択科目を選ぶ必要があります。
このようにちょっと大変ですが、最初にどの学校かどの専攻かを考えておくというのは、その後の準備の仕方に関わってくるので大切なことなんです。
カナダの中で学校や専攻をどう選んだら良いかについてはこちらのメール講座で解説しています。
最後までありがとうございました。
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