正規留学できるだけの英語力を身につけるには

正規留学できるだけの英語力を身につけるには

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こんにちは。藤本です。

海外の大学に卒業目的で留学する場合、どのくらい英語力が必要なのか、どのくらい英語を勉強しなければならないかということについて書いてみたいと思います。

まず一つ尋ねたいのは

あなたは英語の勉強は大好きですか?

ということです。

この答えによって回答も違います。

「大好き!!」と言い切れる人、どうぞ好きな勉強を思う存分してください。

勉強してて楽しいと思えるなら勝手に英語は身に付くと思います。

 

「嫌い」「嫌いではないけど好きでもない」というあなた、卒業目的の大学留学をするレベルの英語力を身につけたいならそれなりの覚悟が必要です。(笑)

日本語が母国語で、英語圏の学校を卒業していない人は、卒業目的の大学留学で入学許可をもらうにはTOEFLかIELTSのスコアが必要です。

この合格最低レベルは学校によって違いはありますが、一般に結構高くて、このレベルに達するには「英語大好き」な人でもそれなりに苦労します。

もし、英語の勉強は嫌い、または、好きではないと感じるなら、厳しい言い方ですが、合格まで楽ではないと認識した方が良いです。

 

何を隠そう私自身が、典型的な「英語の勉強は嫌い」派でした。

留学のために英語を勉強し始めるまでは10年近くほぼ英語に触れることはありませんでした。

というよりは完全に避けてました。

そんな私ですから、いざ留学のために英語を勉強しようとしたときは当然のように苦労しました。

私は大学院留学のために21回TOEFLを受けました。

さすがにこれはやり過ぎだと思いますが、まあ当時は辛かったです。

で、そういった英語嫌い、英語好きではない、普通の人が正規留学するまでの英語力を身につけるには2つの方法があります。

 

1つは超集中短期型

持てる限りのリソースを全てつぎ込んで短期間で走り抜ける方法で、これは、超人的な集中力が必要です。

例えば、2か月間毎日睡眠時間3-4時間で仕事と風呂と睡眠時間以外はすべて英語漬け、食事時間もトイレにいる時間もずっと勉強し続ける、みたいなイメージです。

もちろん勉強している間は隣で爆竹が鳴っても気づかないくらいの集中力で。

あり得ないと思うかもしれませんが、でも、東大出てる人とか、大学で体育会の部活やってた人とかの中には、こんなド集中型で攻略してしまう人もいます。

まあ普通の人にはあまりお勧めできるやり方ではないです。

 

もう1つはあきらめない型

私が典型ですが、とにかく粘り強く、自分を信じてやめないこと。

こっちも厳しいことは厳しいですが、誰でも出来る方法です。

一番厳しいのはモチベーションが続かないことです。

そんなとき「このつらい勉強期間が終わったら、あんなことする、こんなことする」ということを思い浮かべるのも1つの方法ですが、もう一つ、徹底的に悔しい思いをする、自分に怒る、という方法も有効です。

私は英語に限らずですが、何かスキルを身につける原動力として、いかに「悔しい」「恥ずかしい」「マズい」という思いをしたかというのは大きいと思います。

そういう意味でもTOEFLやIELTSは、たとえ結果が出なくても受け続けることが大事です。

そして出てきた結果が、仮に悪くてもしっかり直視する。

目を背けたくなることもあるでしょう。

でもそのスコアは、今の現実なのです。

それが「悔しい」という思いになり、次へのモチベーションにつながるわけです。

タイプや性格によっても違うと思いますが、いずれにしても、普通の人にとって、楽して英語は身につかないということは認識しておいた方がよいと思います。

 

最後までありがとうございました。