出願時に求められるエッセイの書き方

出願時に求められるエッセイの書き方

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こんにちは。藤本です。

学部留学の場合は一部の学校以外はあまり求められませんが、大学院留学の場合にはエッセイを求められることが多いです。

 

例えばMBAで言うと

・学部の卒業証明
・履歴書
・TOEFL/IELTSのスコア
・GMATのスコア
・エッセイ
・推薦状

などの出願書類が求められ、書類を揃えるだけでも大変だったりするわけですが、その中でもとりわけエッセイの比重が最も高いと言われています。

ですので、実際に準備の大半の時間を使うのはTOEFL/IELTSだったりGMATだったりすることが多いですが、エッセイはエッセイでしっかり取り組む必要があります。

 

このエッセイには必ずお題があって、そのテーマに沿ったエッセイが必要なのですが、このお題がなかなか厄介です。

例えば「今までで何か達成したことを書きなさい」というお題。

一見何の変哲もないようなテーマなので、何か過去に自分の達成した経験を書けば良いようように思います。

ですが、実はこのお題には裏の意味があって、それは「その達成プロセスから何を学んだか」ということです。

大学側はこの観点でエッセイを見ます。

なので、その学びの部分が書かれておらず、ただ単に達成したエピソードを書くだけではあまり評価されません。

 

そう考えると、達成した経験がいくつかあったとしても、そこから学びを得た経験という観点で書きやすい経験を選ぶ必要があります。

例えば

A.受験マニュアルに従って頑張って知識を詰め込み、東大に合格した経験
B.弱小草野球サークルで練習方法を試行錯誤しながらついに1勝した経験

の2つの経験があったとします。

世間的にも自分の中でも達成したインパクトが大きいのはAのエピソードかもしれません。

でも「学び」という観点で書きやすいのはBの経験です。

このようにエッセイはお題の裏の意味を読み取って、効果的な内容を選択するというところから評価が始まるというわけです。

 

エッセイはなかなか奥深いですね。

カナダ大学・大学院留学コンサルティングではこのようなアドバイスも行っています。

最後までありがとうございました。