留学に感じるリスクを減らす方法
- 2015.06.05
- グローバル化と国際人
- 留学
こんにちは。藤本です。
今日は留学に踏み切れない人に向けて書いてみます。
留学にリスクを感じる人というのは少なくないようです。
「留学はお金がかかる」
「英語で授業を受けても理解できない」
「就職活動が心配だ」
留学は普通のルートとは違うルートなので、こういうリスクを考えると色々出てきますね。
さて、こういったリスクというのは基本的に自分の将来に関するリスクですよね。
でも将来のリスクと言いますが、果たして何年後のリスクを考えているのでしょうか?
多分、無意識のうちに、1-2年後とか、4-5年後といった近い将来のリスクのことを想定していると思います。
ここで1つ提案ですが、その想定している将来を、もっとずーっと先の方に移してください。
20年後とか。50年後でもいいですよ。
そこを見て、もう一度リスクと思っていたことを考えてみて下さい。
全然違った見方が出来ませんか?
「留学はお金がかかる」
これは来年留学するなら、来年のリスクですよね。
でも、そこで得る学び、経験、価値観を考えて、20年後を想像してみましょう。
海外に出ることと、国内に留まることを比較すると、海外の方が、得られる経験が格段に違いますね。
できるネットワークの幅も格段に違います。
将来、海外で活躍するなら、むしろ近道かもしれません。
「確かに留学費用は高かった。でもそのお金、国内の学校に使っていて、贅沢するために使っていたら、今頃こんな発想とか働き方は出来なかったな。お金ってどこに使うかが本当に大事なことだと学ばせてもらったな!」
20年後、こんな気持ちになるかもしれません。
「英語で授業を受けても理解できない」
これも留学中のリスクですよね。
でも授業が理解できない、ついていけずに悔しい、という経験が、英語力をつける原動力になります。
20年後に英語を身につけて仕事の幅が大きく広がっていることを想像してみて下さい。
そうすると、極端な話、授業の内容を理解するために留学に行くのではなく、授業についていけない口惜しさを感じて、それをバネに頑張るモチベーションを得るために留学するという解釈すらできませんか?
「いやー、英語の授業は本当に訳が分からなかった。でも、おかげで英語を本気で勉強する気持ちを燃え上がらせてくれたよ!ありがとう!」
と言えるかもしれませんよ。
「就職活動が心配だ」
これは留学後のリスクですね。
でも20年後、どうでしょう?
その頃は、日本の企業への就職は考えてないかもしれませんし、もしかしたら起業しているかもしれません。
「卒業後のルートは、日本の企業に就職することしかないと思いこんでいたあの時の自分、視野狭かったなー。でも就職のリスクを恐れて留学してなかったら、多分そのまま必死に就職活動していただろうな。留学しなかった方がリスクが大きかったのかもしれない。」
このように今リスクと感じることは、もっと先の将来に視点を移すことによって、大したことでないと思えてきます。
多くの人がリスクと感じることは絶対的なものではありません。
ただその人がリスクと解釈しているだけです。
その解釈を変えるだけでリスクはリスクでなくなります。
よく「リスクを取れ」と言われますが、何もないのに、ただリスクを取るということは、普通できませんね。
なので、その場合は、そのリスクの解釈を変えてあげるんです。
具体的には、見つめる将来を、ずっと先の将来に移すんです。
留学にリスクを感じるなら、一度20年後を想像してみて下さい。
最後までありがとうございました。
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