2歳児の英語
こんにちは。藤本です。
次女はもうすぐ3歳になり、デイケア(保育園)に通い始めて1年になります。
我が家は家庭内は完全に日本語環境ですが、次女は一人、日本語と英語が混じった言葉を話すようになりました。
次女を見ていると人間はこうして言語をマスターしていくのだなということを改めて感じます。
大人が外国語を学ぶ際にも参考になるような気がしたので大事なポイントを以下にまとめてみたいと思います。
1 完全にその言語環境に身を置くこと
次女のデイケアには日本人が全くいません。
次女にとっては家で話されている言葉とデイケアでみんなが使っている言葉が全く違う状況です。
でもその世界しか知らないので長女と違って「私だけ英語が分からない」と言って泣くことはないのが助かります。
前向きに自分なりにコミュニケーションをとろうとしているのがよくわかります。
2 ただひたすら、周りの人が言うことを繰り返す
次女はもちろん英語を科目として勉強したことがないのでひたすら先生や友達が言う言葉をじっと聞いて、それを真似するということを繰り返しています。
つまり自分で作文するような文法力がないので、ただただ文章を丸ごと真似しているのが分かります。
What happened?とかWhat are you doing?などデイケアで先生が言うような言葉を家でよく家族に話しかけてきます。
3 あつかましくなる
まだ2歳なので次女は自分の欲求に忠実です。遠慮を知りません。
そのため、最初にマスターした英語は
「No」、「I want more」、「It’s mine」
です。
さすが2歳児、最も必要な表現から学んでいくのだなと感心しました。
特にネイティブの集団の中にいると大人は英語に自信がないとついつい「周りに迷惑かな…」と思って黙ってしまいがちですが、自己主張する方が英語は伸びる気がします。
外国で育つ子供にとっては当たり前と言えば当たり前のことばかりですが、改めて言語とは丸暗記(インプット)して表現(アウトプット)するの繰り返しだなと思います。
インプットしなければ自分で言葉を書いたり話したりすることはできないので、読んだり聞いたりすることの重要性を強く感じています。
次女の場合は今後日本語力の方が心配なので、家でしっかりと絵本の読み聞かせをしていこうと思っています。
それではまた。