トロントのデイケア(保育園)料への補助金について

トロントのデイケア(保育園)料への補助金について

こんにちは。藤本です。

3歳の次女はこちらでデイケアに通い始めて1年半ほどになります。

こちらのデイケアは料金が高く、3歳ですと月1,000ドル(約85,000円)は優に超えます。

 

ただ、申請して認められればサブシディ(助成金)を受け取ることができ、この助成金はかなり大きいので、該当する人は絶対申請するべきです。

今回はトロントでデイケアのサブシディを受け取る方法をご紹介します。

 

受給条件

条件は以下の通りです。

・トロントに住んでいるもしくはトロントに住もうとしている、もしくはトロント市の職員である

・親はどちらも雇用されているか、求職中であるか、就学中であるか、もしくは就学しようとしている

・親か子が特別なサポートを必要としている

 

申請手順

サブシディのウェイトリストの登録

受給条件を満たしただけではサブシディを受けることはできません。

サブシディは数に限りがあるので、ウェイトリストに登録して空きが出れば連絡がくる仕組みになっています。

ウェイトリストの登録はホームページからできます。

https://secure.toronto.ca/children/subsidy/

 

デイケアのウェイトリストの登録

サブシディのウェイトリストとは別に、デイケアのウェイトリストに登録する必要があります。

駅の近くや評判がいいデイケアはあまり空きがありません。

我が家の場合、サブシディの順番が回ってきてから慌ててデイケアを探し始めたのですが、家から2~3キロほどの、駅から離れたデイケアに空きが見つかったので、サブシディ受給と同時にすぐにデイケアに入ることができました。

本当はサブシディのウェイトリストに登録した時にデイケアも探した方がいいです。

もしその時にデイケアに空きがあれば、「サブシディがないとデイケアに通わせる余裕はないです」と伝えれば、デイケア側もある程度は待ってくれるなどの対応がなされる可能性があります。

 

我が家の場合、サブシディのウェイトリストに登録後3か月ごろして順番がまわってきたと連絡がありました。

これはかなり早い方で、タイミングによっては1年待たされることもあるようです。

 

デイケアを確保

できれば審査面談の前にデイケアを確保しておいた方がよいです。

デイケア側には「〇日に面談を受けます。受給が決まれば子供を通わせたいです」と伝えておきます。

もし面談前に空きのあるデイケアが見つからなくても面談でその旨をケースワーカーに伝えれば大丈夫ですが、通わせられるデイケアがないと最悪の場合サブシディの申請も一旦キャンセルになることもあります。

 

審査のための面談

ケースワーカーに会って、サブシディ受給条件を満たしているか審査されます。

前年の収入をもって、受給対象者か、その場合いくらサブシディが受け取れるかについて審査されます。

その審査のために用意しなければいけない書類がいくつかあります。

https://www.toronto.ca/wp-content/uploads/2017/08/96cd-subsidy_checklist.pdf

会社勤めの場合は会社が発行する書類を出せばいいので簡単です。

 

※自営業の場合

自営業の場合は出す書類が異なります。

https://www.toronto.ca/wp-content/uploads/2017/08/9629-subsidy_checklist_selfemployed.pdf

なお自営業の場合、少なくともオンタリオ州の最低賃金(月約1,820ドル)は稼がないといけません。

 

面談の場で、審査結果を教えてくれます。

その後、通常は年に1回審査の面談によばれます。

 

我が家の場合

我が家が申請したときはまた、妻は自分のビジネスを立ち上げたばかりで事業の利益を報告することができなかったので、所定の用紙を使って見込み額を報告するよう指示がありました。

 

実はこの時、妻はビジネスを立ち上げようかな?という程度の段階で、面談で売上や経費の額の見積もりを書いて提出しなければならないと知った時、そんな具体的な数字は頭になかったのでどうしようかと思いました。

でもきっとカナダ人特有のおおらかさで、「適当でいいよ」と言ってくれるのかもしれないと淡い期待をもって面談にのぞんだのですが…

 

最初にサブシディ担当部署に到着したときに受付を済ませるのですが、そこで受付の人にすべての必要書類を渡さなければならず、その人がかなり迫力のある人で、妻が

「売り上げや経費の概算がよくわからなくて…」

と書類を完成させていないことを話すと

「会計士に書かせればいいでしょう!?実際の数字とその数字が違わないように!」

と怒られてしまいました。

 

会計士を雇うなんてまったく頭になかったので、やっぱりこの程度の段階ではサブシディ申請は無理なのかなと思ったら、面談担当のケースワーカーはかなり優しくて、今ここで概算を書いてねと言ってくれました。

 

そこで慌ててかなり適当に数字を記入して書類を作成。それが認められてサブシディ受給がスタートしました。

自営業の場合、重要なのは前述の通り毎月約1,820ドルは稼がないといけないということです。

 

妻のようにビジネスを立ち上げたばかりであれば売上がいくらになるかわからないので予定の額で書類を出します。

そこで

「1年経ってみて、結局そんなに稼げなかったらどうなるのですか?」

と聞いてみると

「1年後にまた審査が入るけど、その時点で受給資格なしになる。でも、1年間に受け取ったサブシディを返す必要はない」

とのことでした。

 

軽い気持ちで始めたサブシディのウェイトリスト登録から、あれよあれよと次女がデイケアに通い出し、夫婦ともに自営業の仕事に集中できるようになったわけで、このサブシディ制度にはかなり感謝しています。

次女もものすごくデイケアを楽しんでいて、ありがたい限り。

 

ちなみに先日、3度目の面談によばれて行ってきました。

そこで審査された結果、サブシディの額がガクンと下がり、自己負担がものすごく上がりました!

 

ホームページのサブシディ計算ツールを使ってすでにわかっていたことで驚きはないのですが、まぁ我が家も少しずつ収入が増えてきているということで、いいことでもあります。

 

ちなみにタックスリターンをしたことがある場合はここでサブシディの額を計算することができます。

https://www.toronto.ca/community-people/employment-social-support/child-family-support/child-care-support/child-care-fee-subsidy-calculator/

今回の面談でケースワーカーに言われた自己負担額はこのツールで算出された数字と全く同じでした。

 

トロントでデイケアのサブシディを受けようと考えている方はぜひいろいろ調べてみることをおすすめします。