子連れでこれからカナダに移住する人が知っておくべきお金のこと

子連れでこれからカナダに移住する人が知っておくべきお金のこと

カナダの税制下ではタックスイヤーは1月から12月で、カナダの居住者となった日から得た収入に対して課税されます

 

我が家の場合、移住したのは8月でした。生活が落ち着くまでしばらくかかり、仕事を本格化させたのは10月ごろ。

 

つまりカナダで課税されるその年の収入は10月から12月までの3か月分となりました。(もちろん、移住までの日本での所得は日本で申告しております)

 

その時は何も考えていませんでしたが、翌年このことがものすごく大きな意味を持っていたことを知りました。

 

なぜならいろいろな補助金制度で支給される額が前年の所得をもとに計算されるからです。

 

助かったのはデイケアの補助金。かなり大きいので、条件に該当する人は絶対申請すべきです。http://xsightplus.com/2018/12/03/subsidy/

 

また、見落としがちなのはToronto FunプログラムのWelcome Policy。所得が低い家庭は参加費の助成が受けられます(上限額があります)。こちらはデイケアの補助金のような面談などもなく書類だけで審査され、通れば通知が来るだけなのでラクチンです。案外知られていないようなので要チェックです。

 

この2つの制度にとっても助けられましたが、もちろん、翌々年からは所得税もがっつりとられ、補助金もガタ落ちになりました!

 

というわけで、これから移住される方は1年のいつの時期に移住するのかタイミングを考えてみてもいいかもしれません。

 

ちなみに、移住したらすぐに申請するべきであるCCB(児童手当)GSTクレジットも所得をもとに計算されますが、これらについては移住時までのWorld Incomeをもとに計算されます。自己申告なので、CRAがカナダ国外の所得を精査することはかなり難しいとは思いますが…(もちろん我が家は正確に申告しました!)。※永住権を持たない方はCCBの申請は18か月カナダに滞在してからとなります

 

これまで通算5年ほどトロントで暮らしてきて、こちらの税制や社会保障についても少しずつ詳しくなってきたので、またブログで紹介していきたいと思います。

 

※最新の制度については必ず公式ホームページ等でご確認下さい※