日本を世界に紹介するには
こんにちは。藤本です。
今月号のクーリエジャポンのテーマは「『海外』で勝つ」です。
日本には優れたものがたくさんありますが、それを世界に認めさせるためにはどうしたらいいのか、そんなテーマです。
私が留学したとき、現地の人たちに私が日本から持って行ったものを見せたときに羨ましがられたり、日本にあったものを現地に持ってきていたら便利だったろうなと思った経験が何度かありました。
だから日本には世界に向けて発信したり、紹介したり出来るものはたくさんあると思います。
しかし、日本人の感覚で「良いもの」が、必ずしも現地の人にとって「良いもの」とは限りません。
ここを考えずに、ただ世界に売り込もうとすると失敗するという話です。
今月号で取り上げられているのは、そうした「意外に海外展開に苦労しているもの」が載っています。
代表的なものとして「新幹線」が挙げられています。
日本人にとっては、安全性、高品質なサービスといったものがとても評価される新幹線ですが、海外では必ずしも展開に成功していません。
つい先日もインドネシアでの展開に苦心しているというニュースがありました。
「(日本人にとって)良いものが必ずしも評価されるわけではない」ということが分かりますね。
その逆に現地のニーズをうまく取り込んで展開した例も紹介されています。
カップヌードルやトヨタ車がその例です。
そして今回の記事で最も心に残ったのが、そういった日本と海外のと違いを理解しつつ、日本文化を世界に紹介する活動をしているサッカー元日本代表の中田英寿さんの話でした。
彼は今、日本酒を海外に普及させる活動をしているそうです。
日本と海外を両方知っている中田さんならではの素晴らしい活動だと思います。
ということで、日本と海外をつなぐ活動をしていきたいと考えるなら、是非今月号は読んでみると良いと思います。
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