2016年に向けた留学プロジェクト ~1月にすべきこと~
- 2015.01.20
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- 2016年留学プロジェクト
こんにちは。藤本です。
このブログをご覧いただいている人の中には2016年夏、つまり来年からの留学を目指している方も多いと思います。
今年このブログの中では、2016年夏にカナダの大学・大学院留学を目指す方向けに、毎月1回、その月にすべきことを書いて行こうと思います。
留学準備のペースメーカーとして考えてもらえればと思います。
また、これまで記載したブログ記事の中で関連する記事も合わせて紹介していきたいと思います。
すでに留学準備を進めている人もいると思いますし、まだ留学するか明確でない人、あるいは今年の途中から留学を思い立つ人もいるでしょうが、標準的なスケジュールで書いていきますので、先行して貯金がある人はその貯金をしっかり守っていけるように、遅れを取っている人は少しでも追いつくよう意識してみて下さい。
ではまず今月、1月です。
すでに後半に差し掛かってしまっていますが、1月は年も改まり、様々なことをスタートするのに良い時期です。
留学準備を1つのプロジェクトと考えるなら、まさにキックオフにふさわしい時期です。
留学を目指すなら、この大切な時期になすべきことが3つあります。
1つ目は、留学のゴールを定めることです。
ゴールとは留学して将来どのような方面に進んでいくか、そしてそのためにどの学校、どの専攻を目指すかということです。
え、いきなり?という感じかもしれませんが、旅行に行くときに最初にすることはどこに行くか決めることですね。
それがあってルートも決まって、スケジュールも決まってきます。
留学も同じです。
具体的に志望校を定めることによって、どんな準備がいつまでに必要かが明確になります。
IELTSやTOEFLの必要なスコアも明確になります。
その前にIELTSとTOEFLのどちらを受験すべきかも見えてきます。
もちろん英語のスコアの上がり具合によっては志望校の変更もあり得るでしょう。
でも一旦ゴールを定めることで、その距離感を理解することは重要です。
ではどのように志望校を定めていくか、それについては私のメール講座を読んでみて下さい。
こちらに登録すると1日1通づつメールが届きますので、それに従って作業していくとゴールが見えてきます。
もう1つは、留学準備に使える残り時間をしっかり認識することです。
2016年の9月から留学生活をスタートさせるとすると来年の1月から2月前後が出願の締め切りというケースが多いです。
すると出願までの準備期間は1年ちょっとということになります。
結構すぐです。
それでも1年というと長く感じるかもしれません。
では1日何時間留学準備のために使えますか?
平日・土日の平均で毎日1時間使えたとすると365時間ということになります。
どうでしょう?まだたっぷりあるという感じですか?
その間にやらなければならないことをざっと挙げると
学部留学の場合
・学校選び
・学校の情報収集
・IELTS、TOEFLのスコア取得
・出願書類収集、提出
大学院留学の場合、学部留学のものに加えて
・GRE、GMATのスコア取得
・エッセイ、研究計画書作成
・推薦状作成
・インタビュー(一部)
といったものが必要になります。
さらに人によっては
・奨学金リサーチと出願
も必要かもしれません。
こう考えると結構大変ですね。
ちなみにIELTS、TOEFLをまだ受験されてない方は感覚が分かりにくいかもしれませんが、だいたい英検で言うと準1級~1級程度、TOEICで言うと850~900点くらいの実力が必要になるということを理解しておいて頂ければと思います。
ほとんどの方は学校に通ったりお仕事をしながらの準備になると思いますので、この1年ちょっとの時間の使い方はとても大事です。
しっかりと残り時間を意識して準備を進めるようにしてください。
最後に3つ目ですが、何か1つ行動を起こしてみることです。
これは留学につながるものなら何でもいいと思うのですが、世の中には「留学したい」と口で言いつつ行動をすることなく、結局留学できない人はたくさんいます。
これを読んでいるあなたにはそんな風にはなって欲しくないので、是非思うだけでなく行動を起こしてみて下さい。
1つ行動を起こすことが出来れば、次の行動も起こしやすくなります。
どんな行動があるかというのはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
ということで、2016年夏の留学に向けてこの1月にやるべきことでした。
このシリーズは月1回掲載していきますので、留学準備のガイドラインにしてもらえればと思います。
今月は半ばを過ぎての投稿となってしまいましたが、来月以降はなるべく月の頭に投稿しようと思います。
2月は英語学習について掲載の予定です。
最後までありがとうございました。
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