コロナ禍での引っ越し 1

コロナ禍での引っ越し 1

先日引っ越しをしました。カナダに移住してから2回目の引っ越しです。

 

前回の引っ越しでは日系の引っ越し業者にお願いしました。事前に見積もりのため我が家を見に来られ、その後大量の段ボール箱やガムテープなどの梱包材を届けてくれ、当日は5~6人くらいはいたと思うのですがたくさんの方が作業をしてくれました。家具の搬送や電子ピアノの分解など、とても手際良く進めてくれ、数日後には段ボール箱の回収に来てくれて、もうその仕事ぶりはほれぼれするほど。

 

ただ、料金はものすごく高かった…。移動距離は2キロにも満たない近場への引っ越しだったのですが、それでも目玉が飛び出るほどの料金でした。

 

今回は20キロ以上離れた引っ越しですし、荷物も前回よりだいぶ増えていると思うので、友達から教えてもらった中国系の業者にお願いしてみました。

 

まず電話をして見積もりをお願いしますと告げたところ、「今住んでいるコンドのベッドルーム数」を聞かれ、2ベッドルームと答えると、「では作業員は2人でいいと思います。1時間当たり100ドルです」と言われ、これが見積もりとのこと。

 

我が家にどれくらいの家具があるのかを見に来ることもなく。もちろん梱包材も自分で用意してねと。

 

さすがに作業員2人だと何時間かかるか全然想像もつかないので、せめて3人送って欲しいとこちらからお願いして3人来てくれることになりました。

 

途中いろいろ事情があってお願いしていた引っ越し日を変更せざるを得なくなったのですが、そういった連絡もメール一本で「了解です」といった感じで、当日本当に来るのかしら…?と心配になるほど。それでも口コミの評判はよかったし、引っ越し前日にはちゃんとリマインダーの連絡をくれました。

 

で、当日ですがなんと1時間半遅れて、午前9時の予定のところ10時半にきました。

 

というのも、トラックが壊れていることが朝分かり、急遽レンタカーしてきたというのです!

 

我が家はコンドからの引っ越しだったので、エレベーターを予約せねばならず、その時間帯は朝9時から12時まで。引っ越し業者から遅れるという連絡が入って、慌ててコンシェルジュに「次の枠に予約入ってますか?」と聞きに行ったところ残念ながら「入ってます」というお返事。

 

何時から?と聞いたら12時からと。引っ越し業者の到着が遅れてるんですと訴えても、コンシェルジュとしてもどうしようもないという感じで。ただ、実際次の人が何時に現れるかはわからないよ、と励まされました。

 

どうしようもないので業者には「12時からエレベーターの次の予約が入っているのでそれまでに作業が間に合うようお願いしたい」とだけ伝えひたすら待ちました。

 

そしてやっと到着した3人の中国人の男性。私を見るなり満面の笑みで「Hi! Sorry! Oh are you Japanese? Where are you from in Japan?」と。

 

あのたくましさ、本当に羨ましい…。私が業者側ならかなりパニックになって、会社に電話してあと数名作業員を送って!と依頼して、到着したら大慌てで作業にとりかかるだろうなとか考えてしまいました。

 

長くなるので続きます…。