ウクライナ航空機墜落事故

ウクライナ機がイランで離陸後に墜落した事故、犠牲者176人のうちカナダ人が63人でした。

もちろん、イランにルーツを持つカナダ人という意味で、多くの人が休暇をイランで過ごした後カナダに戻るところでした。

イランとカナダは国交がなく、直行便もないのでウクライナ経由で移動する人が多いのだそうです。

多くのカナダ人が巻き込まれた事故として、トルドー首相が声明を出し、テレビでは連日ニュースが流れています。

トロントにはイラン人が多く住んでいるので身近な存在なのですが、ニュースを聞いてもどこか他人ごとのように感じていたのも事実。

しかし事故の翌日、次女が通う幼稚園の女の子が犠牲になってしまったと学校から発表があり、とても驚きました。まだ5歳なのに…。

昨日市庁舎広場で行われた追悼セレモニーでは政治的な抗議を行うグループも現れ一時騒然としたようで、イランを取り巻く状況の複雑さが感じられます。

個人的に知っているイラン人はとても明るくて親切でいい人ばかりなのですが、みんな大変な思いでカナダに移住してきているのだなということが思い知らされます。