人の意外な一面を知ることの大切さ

   

こんにちは、藤本です。

移住して娘が地元の小学校に通うようになってから、学校での様子を通じて、日本とカナダの文化の違いを感じることが多いです。

先日もそんなことがあったので、シェアしてみたいと思います。

 

先日娘の小学校のクラスでポットラックパーティーがありました。

ポットラックパーティーとは各自料理や飲み物を持ち寄って行うパーティーです。

日本では聞いたことがないですが、カナダでは給食でないこともあって、そんな企画も成り立つのだと思います。

 

面白いのは、学校側から、できるだけ自分の国の料理を用意してほしいというリクエストがあったこと。

自分の国のものと言っても、イスラム教の人は豚肉NGだし、アレルギーの子供もいるので、材料も限られる、そして子供たちの口に合わないものを出せば、余って持って帰る羽目になる。

ということで、準備する親にとってはなかなか悩ましい企画なのですが、同じクラスの日本人の男の子のお母さんと相談し、我が家は安定の人気メニュー、から揚げを用意しました。

 

そして、もう1つ。

このポットラックパーティの間に、Talent Showが行われるということでした。

Talent Showとは、希望する子供たちが特技を披露する会です。

これまた日本ではあまり聞かない企画ですね。

 

立候補制だったのですが、普段はおとなしい娘は珍しく自分から手を挙げて立候補したそうです。

披露するのは、日本にいたときに学童で頑張っていたけん玉です。

 

娘は英語がまだ満足に話せないため、他の子供たちや先生がどんな反応をするのだろうと少し不安で、娘のために披露する技の順番や、挨拶の言葉を一緒に考えて手伝いました。

最後に披露する技はちょっと難しくてなかなか1回で成功しないので、最後まで出来なかったらどんな感じで終わるかまでシミュレーションして臨みました。

 

そして当日。

学校から帰ってきた娘に「どうだった?」と聞くとニコニコして「すごく盛り上がった!」と報告してくれました。

 

聞くと、失敗した技もあったけれど、日本語が少しわかる先生から「がんばれー!」という声があがったり、成功したらクラスメイト達からの拍手喝采が起こったり、とても盛り上がったようです。

最後の一番難易度が高い技も5回チャレンジして失敗続いたけど、先生から「もう1回やろう」と言われた最後のチャレンジで成功するという、一番盛り上がるパターンで終えられたと。

やるなー。

 

また、 “Anybody wants to try Kendama? (誰かけん玉に挑戦したい人はいますか?)”と娘がみんなに呼びかけるとやりたいと言って前に出てきてくれた子もいたそうです。

そしてパーティーの後には、教室に戻ったらたくさんのクラスメイト達がけん玉やらせてと娘の周りに集まってきて、順番待ちができたほど。

また、パーティーの数日後にも、学校を歩いていたら他の学年の先生から「けん玉上手だったよ!」と声をかけられたりもして、娘は本当にやってよかったと思ったそうです。

 

けん玉という子供たちにはちょっと珍しい題材を選んだのも良かったのかもしれません。

が、それ以上に、英語が不自由で普段おとなしい娘が、すごい特技を披露したというギャップがよかったのかもしれませんね。

 

ちなみにTalent Showに参加した他の子供たちが披露したのはピアノが2人、バイオリン、ギター、歌、そしてPPAPのダンスです。

PPAPを披露したのは日本人の男の子ですが、自作のTシャツを着てPPAPダンスを踊り、ものすごい盛り上がりだったとか。

 

ポットラックの方も、娘が持っていった鶏のから揚げや、その男の子が持ってきた巻き寿司も、あっという間に完売して盛況だったようで、この日は両イベントにおいて日本人が存在感を見せた日になったみたいです。

 

 

私は、Talent Showのような企画は、日本の学校でも、もっとあればいいのになと思います。

人間って他人から「すげー!」と思われたり、拍手を浴びることで伸びると思うんです。

子供たちであれば、凄いって思われた体験が、その後に目指すべき方向を決めたりすることもあると思うんです。

 

算数が得意な子とか、水泳が得意な子って、学校でその特技を披露する機会が多いので、すごいって思われることも多いです。

でも例えばすごくマイナーが楽器が弾けるとか、体育ではやらないスポーツが出来るとか、車の知識だけは専門家並みだとか、そんな特技は、披露する機会って少ないので、いつしか辞めてしまったりするのかなーと。

そのまま続けたらその道の一流になったかもしれないのに。

 

そして見る側のクラスメイトも、他人の意外な一面を知るってのはすごい勉強になると思うんですよ。

学校ではおとなしいアイツが、実は驚異的な歴史の知識を持っているとか。

体の小さなあの子が、竹刀一本持たせたら、ものすごく強いとか。

そんな意外性があったら単純に面白いし、もっと他人のことを深く見たり、他人から学ぶということを覚えられると思うんです。

 

 

これって大人でも一緒だと思うんです。

私は、会社員を7年やった後に留学をしたので、留学した時に、クラスメイトの仕事以外の側面を見るのがとても新鮮でした。

それまで7年間も会社員をやっていると、会う人会う人、仕事の側面からしか見られなくなっていたんですね。

 

だから、留学を終えて帰国した後、職場の宴会で、全員学生時代の部活と趣味を発表してもらうという企画をやってみました。

すると・・・出てくる出てくる、見慣れた職場の人たちの意外な側面が。

上司の意外な学生時代の姿、同期のそれまで知らなかった学生時代の姿。

全て、仕事をやっている姿からは想像もできない側面を知ることが出来ました。

こういうのって大事だと思うんですよね。

 

少し話はズレましたが、今回の機会は、娘にとっては良い経験だったなと思います。

今度機会があったらピアノを披露したいそうです。

 


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