留学するならTOEFLを勉強しなければと思っている方に

留学するならTOEFLを勉強しなければと思っている方に

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こんにちは。藤本です。

カナダ留学をしたくて、このブログを訪れてくれている人はたくさんいます。

いつもありがとうございます。

 

で、カナダの大学に留学するにはまず英語力が必要になります。

その証明のために試験を受けなければならないわけですが、その試験には大きく2つ「TOEFL」と「IELTS」があります。

 

知名度から行くと圧倒的にTOEFLですね。

IELTSがメジャーになったのはここ数年の話です。

だから私が留学したとき(2007年)はほぼ全員がTOEFLを受験していたし、数年前に留学した人に聞いてもIELTSは知らない人が多いと思います。

なので、IELTSという選択肢を考えずに、留学と言えばTOEFLということで、TOEFL受験だけをされている方がいらっしゃいます。

「IELTS?何て読むんですか?それって何ですか?」

私が留学相談を受けた人の中でも、そうおっしゃる方は少なくないです。

 

でも本当はIELTSを受験しておいた方が良かったというケースもあります。

何度もTOEFLを受験しても目標スコアに届かなかった人が、IELTSに転向したらあっさり目標スコアを突破した、という話も聞きます。

選択肢を知らないということは、本当にもったいないことです。

そこで、今日はIELTSって何?という方にむけて、IELTSの入門編的なことをお伝えしますね。

 

Q.IELTSって何ですか?

IELTSってまず読み方が分からないですよね。

「アイエルツ」と読みます。

TOEFLと同じく、英語の試験です。

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4スキルの評価をされます。

 

Q.TOEFLと何が違うんですか?

TOEFLはETSという団体が主催するアメリカの英語検定試験になります。

対してIELTSはブリティッシュカウンシル、IDP(IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構)が共同運営するイギリスの英語検定試験です。

その最大の違いは試験形式です。

TOEFLは現在行われているiBTはコンピュータの画面で問題が出て、コンピュータに向かって答える形式です。

IELTSはペーパーベースの試験です。スピーキングのみ試験官との1対1のインタビュー形式になります。

 

Q.イギリス英語ですか?

試験問題で使用されるスペルはイギリス綴りが多く、リスニングの音もイギリス英語が多いですが、あまり気にする必要はないです。

ライティングやスピーキングで使う英語はアメリカ英語でも構いませんし、リスニングもアメリカなまり、インドなまりなど各地の英語が出てきます。

 

Q.IELTSでもカナダの大学に留学できますか?

私の知る限り、カナダでは全ての大学でTOEFL、IELTS双方の結果を受け入れています。

TOEFLとIELTSで採点の仕方が違うので、それぞれの必要最低スコアが決められています。

ちなみに、IELTS発祥のイギリスでは、現在ではTOEFLで留学することはできません。

従ってイギリスの大学も考える場合は、選択肢は必然的にIELTSになります。

一方、TOEFL発祥のアメリカでも、ほとんどの大学がTOEFL、IELTS双方で受験できるようになっています。

 

Q.どのくらいの人がIELTSを受験していますか?

日本ではTOEFL受験者数の方がIELTS受験者数よりも多いです。

ただし世界ではIELTS受験者数の方が多いと言われています。

また日本でもIELTS受験者の数が急激に伸びており、2014年で年間3万人、過去5年で4倍になっています。

 

Q.受験機会や費用はどうなっていますか?

IELTSの試験会場は現在全国18都市です。

東京ではほぼ毎週末実施、大阪では月2回程度、その他都市では月1回~年1回の頻度です。

受験回数や受験間隔に制限はありません。

受験会場の多さという意味ではTOEFLの方が便利ですね。

受験料は25,380円ということで、TOEFLの$230とほぼ同等です。

 

Q.で、結局どっちを受験すればいいですか?

ケースバイケースですが、どちらかと言えばIELTSをお勧めするケースが多いです。大きく以下2つの理由からです。

 

理由1 スコアが取りやすい

大学・大学院留学のためのスコアを取るのであれば、IELTSの方がスコアを取りやすいと言われています。

私の周辺で双方受験された方の話を聞いてもそうですし、ネットで聞く声もIELTS派が多いです。

あまり参考にはなりませんが、受験者の平均点を見ても、IELTSの方が大学・大学院で求められる水準に近い平均点になっています。

 

理由2 永住権取得でもIELTSが必要

カナダ留学される方は、その後にカナダ移住を視野に入れている方が多いです。

で、その永住権取得にIELTSのスコアが必要になります。TOEFLのスコアは使えません。

永住権取得のためのIELTSと留学のためのIELTSは異なるモジュールを受験しなければなりませんが、実は半分以上は共通の問題です。

 

Q.IELTSはどうやって勉強したらいいですか?

その質問をお待ちしておりました(笑)

実は私、このカナダ留学ブログとは別に、IELTS専用のブログを書いております。

是非そちらを参考にしてもらえればと思います。

無料のメールセミナーもありますので、宜しければ是非登録してみてください。

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