夏休みの過ごし方

夏休みの過ごし方

7月から2か月の夏休みに入りました。

 

こちらでは長い夏休みの間子供をどのように過ごさせるか、3月ごろから頭を悩ませる家庭が多いです。

 

我が家の長女は一昨年、去年と7月は通っている中学校で開催された午前中だけのサマースクール、その後は1週間単位のToronto Funのサマーキャンプにいくつか通いました。

 

Toronto Funのプログラムは小さい子にはいいのですが、年齢が上になるとちょっと物足りなさを感じるようになるケースも多いように思います。カウンセラー(スタッフ)は学生のアルバイトが多く、運が悪いとあまりやる気のない感じの人たちにあたることもあります。

 

そこで悩んだのですが、今年は2週間のオーバーナイト(宿泊)キャンプに初挑戦することにしました。

 

そのことを周囲に話すと驚かれることが多かったです。カナダ人の友人のお子さんも、どれだけ勧めても「オーバーナイトキャンプは嫌だ」とずっと言い続けていたと(でも14歳の今年、初めて参加することにしたそうです)。

 

長女は少しおとなしめな性格なので、オーバーナイトキャンプに行くと決めたことに私もちょっと驚きました。去年参加したToronto Funのデイキャンプ「NAORCA」の中に2泊3日の宿泊キャンプが含まれていて、それが楽しかったという記憶があるのが大きかったようです。(宿泊キャンプが含まれているのは年齢が上のグループだけです)

 

オーバーナイトキャンプの多くは最短で1週間なので、2泊3日くらいのキャンプを先に経験できたのはよかったのかもしれません。

 

今年参加するキャンプの参加費用は正直言ってかなり高額なのですが、その分安全面でのケアと、アクティビティの充実さはレベルが高いように思います。とはいえ友達できたかな、楽しんでいるかな、と親としてはかなり不安で長い長い2週間になりそうです。

 

ちなみに本当は軽井沢にあるインターナショナルスクールのサマースクールに通わせたいと思っていました。

 

ISAK Japan Summer School

 

こちらは2週間で何と約50万円の参加費です。ただこの学校を作った小林りんさんの信念が本当に素晴らしく、著書を読んだり講演を聞きに行ったこともありますがとても心揺さぶられるものだったのでいつかこちらの学校のプログラムを子供に体験させたいと思っていました。

 

でもこのサマースクールに参加するには書類選考があり、簡単なことではありません。かなりの量の英文を書く項目があります。普段から社会に対する問題意識を持って自分なりに解決策を考えたり行動しているような子供が求められているように思います。今年も出願だけしてみようかと思ったのですが長女に私の熱意が伝わらず、やる気がないようなので諦めました。長女の場合は年齢制限で今年か来年しか参加資格がないのですが、来年こそはと思いつつ、なかなかハードルが高そうです。