新型コロナウィルス3
- 2020.03.15
- カナダの生活

つい最近まで、ちょっとサニタイザーなど除菌グッズが品薄かなという程度で、いつも通りの日常だったトロントですが、木曜日に教育省からオンタリオ州の公立学校を4月上旬まで休校にするという発表がなされた途端、一気に雰囲気が変わりました。
もともと3月16日から1週間は春休みで、毎年この時期は多くの家族がカリブ海クルーズなどに出かけるのですが、キャンセルが続出しています。
現地校の休校に合わせて日本語補習校も休校となり、卒業式や入学式は中止となってしまいました。
また、トルドー首相の奥さんがコロナウィルスに感染していたことがわかり、トルドー首相は症状がないものの自己隔離をするというニュースも流れ、緊迫感が増したように思います。
幼稚園に通う次女はともかく、中学生の長女については勉強の遅れを心配しています。学校が休校になっている国では迅速な対応をとって授業をオンライン化しているところも多くあるようですが、オンタリオ州は何も対策をしていません。もちろん宿題もなし。
春休みに行こうと思っていた博物館や図書館も閉まっているし、ダラダラしてしまうのは目に見えているので、最低限やるべきことや、これを機にやりたいことについて長女と話し合いました。
また、日本も休校対応のため多くの子供向けのサービスがオンライン化されているので、海外からも利用させて頂こうと思っています(こういう時、日本語でも英語でも学ぶことができる長女はお得だなと思いました)。
早速、先日こちらの講座をトロントから受講しました。
講師の福原さんの講演は日本で聞きに行ったことがあります。当時は東京でグローバルリーダーを養成するための塾を運営されていたのですが、カナダ移住しなければ絶対子供を通わせたいと思ったものでした。今回も意識の高い中高生がZOOMで参加しており、素晴らしい講座でした。
いろいろなものがオンライン化されていくこの流れは、海外に住む日本人としてはとてもありがたいことではあります。
それにしても少し前まで教員組合のストライキであんなに大騒ぎしていたのに、数日のストライキをはるかに上回る3週間の休校となってしまったので、もうストライキもどうでもいい問題のように思えてしまいます。
経済への影響がとにかく恐ろしいのでとにかく早く収束して、楽しい夏を過ごさせてほしい、とそればかり願っています。
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