カナダの薬を飲んでえらい目にあった一日

カナダの薬を飲んでえらい目にあった一日

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こんにちは。

留学コンサルタントの藤本政信です!

何事も体験しないと分からないことってあります。

そして知らずに体験すると、ときに失敗することもありますが、そこから色んなことを学べます。

 

 

海外留学する際に、日本から持っていった方が良いと言われるものの1つに薬があります。
特に飲み薬は、日本人には強すぎる傾向があると言われます。

ワタクシ、身を持って体験しました。

 

そう、あれは試験期間中でした。

その4-5日前から喉の調子が悪く、咳が出ていたのですが、会計学の試験があったこの日は、ほとんど呼吸するたびに咳が出るほどに悪化していました。
自分自身が咳で試験に集中できないのはもちろん、多分周囲で試験を受けている人たちにも相当迷惑をかけていたんじゃないかと思います。
途中で試験官がアメを持ってきてくれたほどでした。

こういうときって、日本だとすぐに病院に行って薬をもらって、という感じですが、カナダではこの程度なら薬やで自分で薬を買ってきて治すというのが通常です。

そこで私も、すぐに現地のドラッグストアで咳止めの薬を買ったんですね。
液体を小さなカップに注いで、それを飲み干すタイプの薬でした。
飲み干した瞬間、かなり強い刺激物が喉を通っていったような感覚がありました。

で、結果はと言うと、この咳止め一発で咳はピタリと止まったんです。
カナダの薬すげーな、と思ったものです。

ところが、しばらくすると今度は胃が猛烈に痛み出しました。
後から考えるとどうも、薬が強力過ぎて胃が荒れてしまったようです。

ところが、このとき私は薬のことと、胃の痛みの因果関係がすぐに思いつかず、別の風邪をひいて、その症状で腹痛が始まったと思ったのでした。

次の日はファイナンスの試験。
ギリギリと痛む胃をかばいながら、何とか試験を乗り切ったのでした。

そして帰宅すると、その日は1日中寝込んでいました。
本当に横になって唸るしかできないくらいの状態でした。

その苦しみの中、ようやく「あの咳止めが原因か」と思い至り、妻に胃薬を買ってきてもらって飲みました。
そして一晩たつとウソのように体調は回復していました。

よくよく考えたら、風邪薬って食後に飲めって言われますよね。
あの咳止め薬を飲んだ時って、急いでたので、空腹時に飲んだ気がします。
そして、咳止めと胃薬は同時に飲むのが常識だったのかもしれません。(本当は薬の相性などの知識も必要なのですが)
のんきな私はそんなことも知らなかったんですね。

でももう忘れません(笑)
同じ失敗をすることもないでしょう。

 

サービスが行き届いていて、自分が何も知らなくても快適に暮らせる日本と違って、海外に出ると薬一つとっても色んな学びがあるという経験でした。

失敗して何かを学ぶ、これ大事ですね。

最後までありがとうございました。