海外留学はアイデンティティ形成にどう役立つのか

      2014/01/21

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こんにちは。

Masaです。

海外留学に行くとアイデンティティ形成に役立つと言われます。
でもアイデンティティってちょっと分かりにくい言葉ですね。
実際に留学がどのようなにアイデンティティ形成に役立ち、またそれがなぜ良いことなのか少し考えてみました。

 

そもそもアイデンティティとは

うまい日本語訳がないため今一つ分かりにくいアイデンティティという言葉。
どういう意味なのか調べてみると色々な表現がありましたが、私が一番分かりやすかったのが

「意図的に自分が何者であるかを認識すること」

という表現でした。
本記事は、この定義で考えてみます。

 

アイデンティティは必要か

アイデンティティはないと困るものなのでしょうか?あると何が良いのでしょうか?

アイデンティティを持って意図的に自分が何者かを認識するということは、もう少し具体的に言えば、自分が何が特徴かとか、自分がどんな思いを持っているか、ということを言語化していく作業です。
これができると自分へのラベル付け、自分の意見の表明、思いを行動に移すことができるようになります。

こういったアイデンティティが出来上がった人間は強いです。

なぜなら、こういったラベル付けや意見表明、行動を起こせる人は他人にそのように認識させることができます。
他人に認識されると、評価や援助を受けることも出来、それが自信にもなり、さらにその自信が次の自分の意見を生み出せるという好循環にもつながります。
逆にアイデンティティのない人間は、他人からどう評価されるかを気にするあまり、自分を他人の評価に合わせるようになり、ますます自分の意見が形成できないようになります。

またアイデンティティがあると迷った時に戻ることができるので、精神的にも安定します。

さらに、自信の源となったり迷った時に戻ることができる強固なアイデンティティがあれば、それをベースに将来の目的や社会の中における自分の役割が作りやすくなります。

 

アイデンティティはどうやって形成されるか

自分が何者かを認識するのは、一人だけで考えて認識するのは難しいです。
多くは他人との関わりの中で認識していきます。

この認識のパターンには

  • 他人とのかかわりを通じて自ら気づく
  • 他人から指摘される

の2つのパターンがあります。

自分で気づくというインプットと他人からのインプットがあるということですね。

これはどちらか一方だけだと少し不安定で、両方のインプットがあって、かつ自分が思う自分と他人が思う自分が一致するときにアイデンティティは安定していきます。 

 

海外留学で得られるアイデンティティとは

上記のような2つのパターンのアイデンティティ形成の機会が海外留学では豊富に提供されます。

まず、世界各国から集まる多様な生徒や教授とコミュニケーションすることで、自分が何者かというのを今まで意識しなかった面も含めて考えさせられます。

その中で特に強烈に意識させられるのが、日本人としてのアイデンティティです。

日本で生活していると当たり前ですが、周囲はほとんど日本人になります。
言葉も日本語、通貨も日本円、物価も義務教育で習う内容も皆同じなので、この環境で出来上がるアイデンティティの中には日本人という要素はなくて、もっと細かい部分での認識になります。

しかし、海外で出会う人や経験することの多くは、日本の環境とは違います。

なので、海外留学をすると人と話をするときに「日本では」というセリフを何度も何度も使うことになります。
そこから自然と自分が日本人であるというアイデンティティを得ていきます。

留学経験者の多くは日本人という切り口を自身のアイデンティティの中に加えていきます。
一度日本人というアイデンティティを持った人は、留学後も常に世界の中の日本という意識で過ごしていくことになります。

これが俗に言う世界視点とか、グローバル感覚というものに近いのだと思います。

もう1点、留学すると違う国で生まれ育ったり価値観が違う人から自分はこんな人間だと指摘を受けるシーンもあります。

例えば、クラスメイトとの会話で「おまえってヤツは○○だなー」という指摘を受けることもありますし、学校のレポートに対するフィードバックで、教授から今まであまり受けたことのない指摘を受けるというケースもあります。

彼らの背景とか感覚は日本人とは違う部分があるので、日本で同じ日本人から指摘されていた観点とは違う部分があったります。
私も教授からの評価を通じて、今まで得意と思っていたことがそうでもないと思えたり、意外な点が評価されたりといった経験がありました。

こういった違う感覚で新しい自分が発見できること、これも海外留学の1つの楽しみでもあり、メリットであるわけです。

 

アイデンティティの形成は日本にいても勿論できるわけですが、より大きな視点で考えたり、新しい視点で考えたりするためのきっかけとしても海外留学をお勧めします。

最後までありがとうございました。


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