IELTS/TOEFLの勉強を仕組化してしまう5つの考え方
こんにちは。
藤本です。
TOEFLの勉強を効率的行う考え方の一つに、勉強を仕組化してしまうという考え方があります。
日々の勉強を決まった手順にしてしまうということです。
勉強を仕組化してしまうことのメリットは、余計なことに精神的、物理的労力を使わず、決めたタスクをこなすことだけに集中できるようになることです。
この結果、限られた時間が有効に使えます。
今日は、仕組化のための5つの考え方について書いてみます。
1.学習計画を作る
週末に翌1週間の勉強の予定を立てます。
1週間で、この教材をどこまで進める、単語帳をどこまで覚える、といった計画です。
計画がないと、試験が近づくにつれて、あれもやってない、これもやらなきゃ、という感じに焦りが出てしまいます。
しかし、実際に計画を立ててみると、特に仕事をしながら勉強しなければならない社会人にとっては、1週間の勉強時間なんて本当に限られているのが分かると思います。
その分、やるべきことを絞らなければならないことに気付く、というだけでも計画を立てる意義はあります。
2.行動パターンに紐づけてやることを決めておく
1.で決めた予定を実行するために
朝の移動時間はこのリスニング教材を聞く、
帰りの移動時間はこのリスニング教材を聞く、
電車は座ると眠くなるので立って聞く、
仕事から帰ってパソコンを開いたら、まず単語のテストをする、
家で眠くなったらスピーキングの練習に切り替える、
土日の午前中はまず問題を解いてみる、
みたいな感じで、1日の中で必ず行うルーチン行動に紐づけて何を勉強するか決めておくと良いです。
私もこういったパターンが決まったことで、とりあえず今から何をやろうか、などと考える時間を省略することも出来ましたし、計画が崩れるのも防止できました。
3.正誤の記録を残しておく
単語にしても問題集にしても、かならず正解・不正解の記録をしておいて、それ以降は、間違ったところだけを復習します。
一発で分かった単語や問題集の設問は以降は無視です。
「前は正解できたけど忘れてないかな、もう一度確認の意味で回答したい」という誘惑も出てきますが、怪しいなと思った設問でも、もう一回解いたら、だいたい解けるものです。
自己満足のためだけに時間を使うのは勿体ないです。
それよりは間違ったところを集中的に頭に叩き込むべし。
4.ツールを上手く使う
私が留学準備をしていたときに単語のソフトを使っていました。
毎日決まった数の質問が出されて正解、不正解の記録がつけられます。
回答までに何秒かかったか、正解率がどのくらいかというのを自動的に判定して、間違った単語はランダムで再回答させられます。
これを繰り返したおかげで単語力はかなり強固なものになりました。
こういったツールはとても学習を仕組化するのと相性がいいので、是非積極的に使いましょう。
私の留学前にはなかったのですが、見ていて便利だなーと思ったツールがあるので3つほど紹介しておきます。
- Weblio オンライン辞書に単語帳が加わったもの。辞書からワンクリックで単語登録が可能で、例文なども勝手に単語帳に登録される。登録した単語の復習も可能。単語帳のエクスポートも可能なので学習機能が充実した他のツールと組み合わせてもいいかもしれない。
- Ginger 英文チェッカー。英文を入力すると文法ミス、スペルミス、文脈に合った適切な英文を自動レコメンド。ライティングの一次チェックには有用そう。
- Studyplus 学習記録のSNS。学習記録を入力するとそれがグラフ化されたり、友達同士で共有できたりする。定期的にメールも届くのでペースメーカーに良さそう。
5.虎の巻を作る
よく間違うパターンの問題や、ライティング、スピーキングなどのアウトプット系で良く使う表現は、ノートとかワードとかにコンパクトにまとめておきます。
これが充実してくると、あなただけの特別参考書(虎の巻)が出来上がるというわけです。
私はミニサイズのノートにまとめて自分だけの虎の巻を作っていました。
紙面に書き込むプロセスはちょっと面倒ですが、書き込むことで記憶に定着し、自分が書いた文字を見ることで、忘れていたこともすぐに思い出しやすい効果がありました。
そしてこの虎の巻は試験前日とか当日とか、短い時間で総復習をしたいときにざっと見直すとちょうどいい復習になります。
こういった 仕組みを早めに作ってしまえれば、英語学習も効率的になりますね。
尚、仕組み化する前に、どのような戦略を立てるかも重要です。
例えばTOEFLとIELTSどちらで行くか?これは戦略上大きな違いです。
TOEFLとIELTSどちらを受けるべきか迷っている方はこちらから。
最後までありがとうございました。
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