どんな場所にも住める自由人的生き方に必要なものとは
- 2013.11.21
- グローバル&クオリティライフ
- 自由人, 海外生活スキル, 語学力
こんにちは。
Masaです。
カナダに留学中、クラスメイトたちとお昼を食べながら話をしていたときに、話の流れで、それぞれの夢は何か、という話になりました。
私は何を話したか覚えてませんが、その話に加わっていたイラン人の答えが妙に印象に残っています。
「俺の夢は2年ごとに住む国を変えていきながら世界中を回ることだ」
とてもいい夢だなと思いました。
個人的には、1ヶ所で落ち着いて生活をするのも悪くないですが、人生のステージが変われば身軽に生活の拠点を移し、そのときに最適な生活場所を選んでいく生き方もいいなと思っています。
私自身は留学でカナダに滞在した以外はずっと日本国内で生活していたわけですが、19歳で実家を出て以来、実は一か所に4年以上住んだことがありません。数えてみればこれまで11回も引っ越しを経験しています。
引越をすることで色々な場所を知ることができるし、家が変わることで気分転換にもなります。
引越のたびに荷物を処分するので生活もシンプルになっていきます。
国内でさえそうなので、国境を越えて移動するような生活は発見と驚きの連続でしょうね。
考えただけでもワクワクします。
・・・と、夢は夢として面白いですが、現実に2年ごとに国を変えるなんてことはなかなか出来ることではありません。
上記のイラン人も卒業後はそのままずっとカナダに住んでいます。
でも中には本当にそういう生活をしている人もいるんですね。
よく「海外で好き勝手やってます」とか「海外で自由な生活を満喫しています」といった人たちがいます。
自由人とかノマドワーカーと呼ばれる人たちで、外見が遊び人風の人もいたりして敬遠されることも多いですし、逆に憧れの対象であったりもします。
彼らの中には1~2か所の国を拠点に、数か月ごとに住む場所を変えながら世界中を移動している人もいます。
私は今までそういった人たち数人に接する機会がありましたが、確かに世界中を回って、そこから刺激を受けたりして、とても楽しそうです。
しかし、よくよく話を聞いてみると、こういった人たちは、そういった生活ができるだけの高い海外生活スキルを持っているんですね。
例えば
- 異文化理解力
- 語学力
- 現地で稼ぎを得るためのビジネススキルや法的知識
- 現地のネットワーク構築力
- リスクマネジメント力
のようなものです。
語学力で言えば、英語だけに留まらず、現地で友達を作って現地語を短期間でマスターする、みたいなたくましさも持っています。
もちろんそういったスキルは最初から誰もが持っているものではないので、努力して身につけていったものでしょう。
夢を叶えるには努力が必要、当たり前だけど忘れてはならないことだと思います。
こういった海外生活スキルは、何も自由人だけが必要としているものではありません。
今後どんな人にとっても、いざというときは国を変わっても生活していけるだけの生活スキルを身につけておくことは大事なことなのではないかと思います。
今後経済のグローバル化によって、海外ビジネスが避けては通れない状況になったり、逆にやりたいことが国内で見つからず積極的に海外に目を向けるようになったり、といったことは増えていくはずです。
そうなったときに海外生活スキルがないと、せっかく良い選択肢があったとしても、外に飛び出して選択することができなかったり、一か所に留まらざるを得ないために選択できる選択肢が限定されてしまったりすることになります。
夢をかなえるためにも、突然の海外駐在命令に慌てないためにも、こういった海外生活スキルは、なるべく積極的に身につけていきましょう。
それだけでも人生の選択肢は広がると思いますよ。
最後までありがとうございました。
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