言語アウェイの世界で生きる

   

こんにちは。藤本です。

 

先日、ツイッターでこんなつぶやきを見つけました。

https://twitter.com/AskAKorean/status/994947623055478784

要約するとこんな感じです。

 

ツイートの主は10年生(高1)の時に韓国からアメリカに移住したある韓国人です。

アメリカの学校に入ってすぐ、生物のテストがあったそうです。

韓国から来たばかりのツイート主は先生から「あなたはこのクラスに入ったばかりだからまだやらなくていいけど」と言われながらテストを渡されました。

そのテストは光合成についてで、葉っぱの図解が載っており、植物は何を吸収し、排出するかといったようなことを書くことが求められていました。

 

それを見てツイート主はだんだん腹が立ってきたと言います。

なぜならそのテストが簡単すぎたからです。

韓国では光合成について3年前に習っていたので答えはすべて知っていたのです。

ただ、英語ではなんて答えていいかわからなかった。

まるで突然頭が悪くなって、今まで持っていた知識がゴミみたいに役に立たないように感じられた経験だったそうです。

 

しばらく考えてツイート主はそのテストに韓国語で答えることに決めました。

どうせ先生はやらなくていよと言ったし、自分は突然バカになったわけではないという自分自身への証明のためだったそうです。

 

2日後、先生は採点が終わったテストを返却し、クラスに向かってツイート主のことを「最高点は○○君でした。彼のスコアは満点でした。」と発表しました。

生物の先生はもちろん韓国語はわからないので、同じ学校で働く韓国系の先生にお願いして採点を手伝ってもらったそうです。

その韓国系の先生も韓国語が得意ではなかったので辞書をひきながら採点をしてくれたのだそうです。

 

やらなくてもいいと言ったテストを労力をかけて採点し、自分の能力を認めてくれた先生。

その経験からツイート主は自分が突然バカになったわけではなく、ただ新しい言葉を学ばなければいけないだけなのだということを理解したそうです。

それからツイート主は英語を必死で学び、高校は2番で卒業、大学・ロースクールを出て今は弁護士をしているそうです。

 

 

留学当初、私もまったく同じ思いをしました。

グループで話をしていても、私だけついていけず、黙らざるを得なかったこと。

自分だけには、ゆっくりと子供に向かってしゃべるようにしゃべられたこと。

テストで、中身は分かっているのに、英語表現が下手で、減点されたこと。

英語ができない、たったそれだけで、大人の中に一人子どもが入ってしまったかのような思いをしました。

 

この話を読んで、5年生(10歳)でカナダに移住してきた長女もきっとある程度同じような体験をしたのだろうなと思いました。

今まで日本で頑張ってきたことも、英語ができないというだけで全く評価されなくなってしまう世界。

最初の半年くらいは家で涙することもありましたが、無理もないことだと思います。

 

多くの留学生が通る道だと思います。

が、卑下する必要はないです。

単に言葉の違いだけで、英語しか出来ない人よりははるかに貴重な経験をしているわけですから、自信をもって乗り越えてほしいなと思います。

 


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