高校の遠隔授業解禁ニュースで思うこと

      2014/01/21

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こんにちは。

Masaです。

2013年12月14日の日経新聞夕刊の一面で高校の遠隔授業に関するニュースが出ていました。

文部科学省はICT(情報通信技術)を活用した高校での遠隔授業を正式な授業として認める方針だ。対面教育の原則を緩和することで、他校の教員や大学教授らによる高度な授業を場所を選ばず受けることが出来るようになる。早ければ2016年度に解禁し、全国の高校での実施を目指す。

世の中が急速に動いていることを感じるニュースです。

以前、MOOCをご紹介したときも書きましたが、オンラインによる教育コンテンツの配信の流れはますます拡大していくと考えられます。

 

MOOCとの比較

この高校の遠隔授業の場合はMOOCの場合よりも面白いです。

MOOCの場合は、自宅での受講を前提としています。
そのため、時差の問題から来るリアルタイム性の限界や、生徒同士のコミュニケーション、現地での体験といった観点でやや課題が残りました。

しかし、この高校の遠隔授業の場合は、教室に生徒が集まった上で、先生の授業がオンラインの授業に入れ替わるということです。

これはすなわち、MOOCの良いところを取り入れて、MOOCの課題を解決する形で、理想に近い教育スタイルとも言えるのではと思います。

オンラインの授業で品質について心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、MOOCを受講した経験ではそれは全く問題になりません。
技術的にもどんどん進歩するでしょうから、教壇に先生が経って眠い授業をするのに比べてはるかに良いものになるでしょう。

 

変革を迫られる高校教育

MOOCを受講してみて大学の変革が求められることを強く感じましたが、この遠隔授業のニュースでは高校も大きな変革を迫られるようになると感じました。

少子化の流れが進む中、大学の経営は大変ですが、それは高校でも同様です。

そんな中、この遠隔授業解禁の流れは、学校側としても自分たちの学校の魅力を高める重要なオプションです。
海外にいるネイティブスピーカーや、著名な教育者、専門家などの講義を手軽に生徒に聞かせることができるというのは生徒や保護者にとってとても魅力的です。
私立高校を中心にそういった流れが一気に進みそうな気がします。

一方、この遠隔授業導入で厳しくなるのは現場の教員です。
ある意味で自分たちの仕事が奪われかねない事態となります。

もちろん多くの教員は一生懸命仕事をしているのだと思いますが、時代に合わせた変化を促したり、努力してクラス運営を改善していくモチベーションを維持するためには、私はやはり教育の世界でもある程度の競争原理が必要だと思います。

私の経験でも、高校の先生の授業よりは、予備校の先生の授業の方が遥かに分かりやすく、20年経った今でも印象に残っているのは予備校の先生だったり、予備校の先生から習ったことだったりします。
カナダに留学したときは、生徒の評価が悪い教授は、翌年には学校から消えていました。

何事も行きすぎは良くないですが、生徒にとってより良い学びを得るための手段として遠隔授業は是非導入を進めていって欲しいなと思いました。

 

ちょっと今回は留学からは離れましたが、教育面での重要な動きだと思いましたので投稿してみました。

最後までありがとうございました。


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